Dec 01, 2007
鏡の国のアリスとオリーブ そのさん
第三章 鏡の国の昆虫たち
オリーブは、赤の女王さまからいわれたとおり丘をかけおりて、
みっつめのマスにとびこんでいきました。すると。。
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オリーブが気がつくと、そこは列車の中でした。
「「おい、そこの子、切符を見せなさい!」
そういって車掌がアリスをにらみつけています。
するとたくさんの声がいっせいにおこって、、
「車掌さんをまたせるんじゃない、おい子供、
車掌さんの時間は、一刻千金!」」
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列車にのって、4っつめのマスについたオリーブは、
木陰にすわりこんで、列車の中で知り合ったヒヨコほどの大きさの蚊と、
話しこみます。
この会話の中には3種類の奇妙な昆虫が登場して、
うえのような挿絵もありますが、フィギアがないので、
画像制作はパスしました(^^;。
昆虫たちは、とてもへんなものでできているようです。
三枚の挿絵に登場しているのは、
全身木でできていて、木の汁とおがくずを食べる「ユリウマバエ」。
体はプラム・プディングで、羽はヒイラギの葉、
頭はブランデー漬けの干し葡萄で出来ているという「ヒアソビトンボ」。
体はパンの耳、羽はうす切りのバタつきパン、
あたまは角砂糖でできている「バタツキチョウ」、です。
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勇気をだして、暗い「名なしの森」に分け入ったオリーブは、
一匹の子鹿にであいました。
「大きなやさしい眼でアリスを見つめましたが、
べつだんおびえるけはいもありません。」
つづく
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