Jan 24, 2006
剣と魔法の国 その1 メタルキングの鎧
昔々その昔。まだ剣と魔法の力が世界を支配していたころ。。ここはアシュトレイ王国の所領地にあるとある宿屋。
この宿屋では居酒屋もかねていて、旅行者むけに、 さまざまな武器や武具、薬や食料も売っている。
カウンターには、エルフみたいな耳の人がいて、世界樹の葉も売られてる。
ひときわ目につくのがメタルキングの鎧と兜だ。
店は旅行者や冒険者たちで賑わっている。
人々はここで仲間を募って財宝めあての洞窟探検などにおもむくのだった。
たまきはメタルキングの鎧と剣を装備して兜も小脇にかかえてみた。
盾は売っていなかったので「ちからの盾」で代用。
なんだか、もひとつ迫力がないけれど(^^;。
解説)
二週間くらい前だろうか、近所のセブンイレブンで、 「ドラゴンクエストレジェンドアイテムギャラリー(メタルキングの装備編)」、 というミニチュアのフィギアシリーズを売っているのをみつけた。
これはPS2用のRPGゲーム「ドラゴンクエスト 8」に登場した武器や武具を、 15種類のセット(+シークレット2種類)に分けてゲーム開発会社の スクエア・エニックスが発売したもの。
「ドラゴンクエスト 8 空と海と大地と呪われし花嫁」は、 ちょうど一昨年の暮れに発売され、私も去年の正月にかけて大いに堪能したゲームで、 「趣味のあれこれ」に感想も一度書いたことがある。
アイテムのサイズは1/6スケールの人形にもたせると、 ものによってはやや小振りな感じがするが、ほぼぴったりというのもある。 一箱500円とけっこう高額なのだが、コンビニはいつもいくスーパーの隣なので、 買い物帰りについ寄ってしまい、二箱くらい買ってしまうということを続けていたら、8箱目にして、 80分の1の確率というシークレットアイテムの「メタルキングの鎧」が当たってしまった。 この僥倖のありがたみは、その後も買って同じアイテムが重複するにつれて薄れていったのだが(^^;。。
そこで、なにはともあれ「メタルキングの鎧」を人形に着せてみたくなった。 とはいえ、鎧は着せ替え人形用につくられているわけではないので、加工しなくてはならない。 この難問は、人形のボディのほうを加工することで解決した(^^;。 靴にあわせて足を削る、というようなことで、これはあまりやるひとはいないと思うけど。
額の絵はウォーターハウスの「ヒュラスとニンフたち」(1896)。ヘラクレスの侍童ヒュラスが泉に水を汲みにきたところ、その美しさに魅せられたニンフたちが、彼を水底に連れ去るという場面(テオクリトス『牧歌』より)。
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