Jun 16, 2022
夜会 そのに
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三人の正装姿を見て、
私も。とヴィヴィアンが言って、
ハリーの方を振り向くと、
薄い煙が立ち込めた。
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このネックレス素敵でしょ。
とても気に入ってるの。
とアンジーにいっている。
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私、ダイエット中だし、人も多いから、
変身してリラックスするわ。
とマリアが言うと、薄い煙が立ち込め、
現れた黒猫はハリーの膝に飛び乗った。
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僕も本当の姿になるべきかなあ。と
ジェイソンは一瞬思ったが、
それ意味ないなあと思い直した。
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テーブルには、屋台の飲茶メニューの品々が
所狭しと並んでいる。
ハリーとアンジーは、丹下健太の料理の話で
すぐに盛り上がった。
かってハリーはニューヨークで、
アンジーはロンドンその他の国々で、
健太が雇われシェフをしていた当地のレストランで
その味付けに魅了されてファンになっていたのだった。
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賑やかな方が楽しいから彼も呼びしましょう。
といってカーミラは、別室からイリヤを連れてきた。
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私の友達で、ロボット観光でこの町に来て、
この家に泊まってるお客様よ。
イリヤと言います。どうぞよろしく。
イリヤはさっそく肉まんを一口食べると、
ふむ。確かに一味違いますね。といった。
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ジェイソンは、さっきから何も手をつけないのね。
僕、お腹すいてないんです。
![c9](/~shimirin/blog/kirita/entries//20220616205354.files/c9.jpg)
それは残念。
実は私もね、あまり食欲ないのよ。
最近、あれも飲んでるし。
とヴィヴィアンは言った。
解説)
夜会はまだ続くようです。
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