Jan 18, 2022
春節にむけて
喫茶ペンギンで、
ジムと夏木さんが話している。
今日は久しぶりに
ミニクーパーでドライブしたんだ。
帰りにコンビニに寄ったらさ、
文学青年がおでん買ってたよ。
寒いからね。
でも私は焼き芋のほうがいいな。
コンビニ寄ってきたのね。
そのおでんおいしそう。
今日はどんな本借りてきたの。
澁澤龍彦の「高丘親王航海記」とか。
私、近藤ようこの漫画で読んだよ。
とジェニーがいった。
真珠を喉に詰まらせて、
虎に食べられて死んじゃう人の話でしょう。
う。まあね。
ジェニー、またひとりでたべてる。
さっき文学青年の話きいてたら、
急に食べたくなっちゃって。
そのころ、ベーカリー前では。
貴理子、そのバッグすごいお面入ってるね。
うん。これ、お稲荷さんに
奉納しようと思って作ったんだけど、
被ったらとれなくなっちゃって、
なんだか自分で大事に持っていなさいって、
いわれた気がしちゃってさ。
ベーカリーではオーナーのルビーと
ドルフィンのマスターと
小池恵子が話していた。
クリスマスにお正月、
あっというまに過ぎちゃったね。
またちょっと華やかなかんじで
何かやりたいんだけど、
アイデアが浮かばなくて。
だったら期間限定で、
屋台みたいなのやろうよ。
お店の前もすこし広くなったし、
春節ももうすぐだから、
チャイナ服着て、
肉まんのお店なんてどうかな。
あの東屋を利用して
カウンターだけの屋台なら、
すぐつくれるよ。
とマスターがいった。
売り子は私の他に、いつも
にこやかな顔してる二人に頼んでみる。
じゃあ、肉まんつくるのは
ベーカリーでやるから、
販売のほうはお願いするわ。
解説)
新しい思いつきが
はじまったようです。
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