Mar 09, 2006

剣と魔法の国 その16 魔女の館

p1

剣と魔法の国なのに、これまで魔法がでてこなかったので、
魔女の部屋をつくってみた。


p11

魔女のシオンが占いをしているところ。


p2

少しだけアップ。
シオンの表情は他のジェニーフレンドと一味ちがう魅力がある。。


p3

どきどきしながら見守っているモモコ。


xx

これは全体画像だけれど、右の蝋燭に注目。
撮影しているあいだに蝋燭が溶けて台座に燃え移ろうとしていた(^^;。
気がついて、あわてて撮影を中断したのだった。。


**

絵画をみる

a

ロセッティの「星占い」(1855・「バーン・ジョーンズと後期ラファエロ前派展」カタログより)。
この絵は好きで、以前にもどこかに模写を載せたことがある。
ミニチュアもつくって、壁に飾ったりしている。
今回の情景は、この絵のイメージをすこし借りている(^^)。


b

ウォーターハウスの「魔女」(1911年頃・画集「J・W・Waterhouse」より)
自らの宮殿で策略を巡らす魔女キルケ。
キルケは調合した薬草でつくった毒液で人を獣にかえた。
左にいる豹は、その犠牲者だと解説にある。


c

ウォーターハウスの「嫉妬に燃えるキルケ」(1892・「ラファエル前派とその時代」展カタログより)
キルケはギリシャ神話に登場する、アイアイエー島に住む魔女。
海神に変えられた漁師グラウクスは、水の精スキュラに恋をしたが、
彼女に求愛を拒絶され、キルケに相談にいく。
しかしキルケは逆にグラウクスに恋をしてしまい、グラウクスがスキュラを
諦めないことに嫉妬して、スキュラが水浴する海に毒をまいて、
スキュラを見るもおそろしい姿に変えてしまったという。(オヴィディウス『変身譚』)


d

ウォーターハウスの「オデュッセウスに酒を勧めるキルケ」(1891)
オデュッセウスは、配下の乗組員をみな獣(豚)にかえられてしまうが、
ヘルメスにもらった薬でキルケの魔法から逃れ、
仲間たちを人間の姿にもどすことに成功する。(ホメロス「オデュッセイア」)


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