Nov 15, 2006
いじめ自殺連鎖?
マスコミというのは、良くも悪くも、現代社会ではある。けっこう、歯がゆいこともあるが、これはいかんなあと思うこともあり、結果としてだが、結果として、ある意味、事実が伝わってくるときがある。それは事実の影のようなものだけど。自分に関わりのあることないことが、流されているなあ。私は、いじめというものを受けたことがあるが、だから、「葬式ごっこ」事件のことなどは、よく覚えていて、身に沁みたものである。別役実さんが、卓抜な分析をされているのを読んだり、ルポルタージュも何冊か読んだ。
なんか、その当時より、報道がユルイなあと思うのである。だから、それに悪乗りしてくる輩も出てくるんではないか。今日ニュースゼロという番組がかなりユルカッタので、これはいかんなあと感じている。
いじめと一口に云っても、実際は、一人の人間がいて、それを取り巻いて、いろんな人がいるわけだ。それぞれの現場で、それぞれの事情があるにちがいない。それが人の思惑、口の端を伝わっていく。語られざるものもあるにちがいない。そういう複雑なあやを解いていかないと、かいくぐっていかないと事実の重さというのは、本質的に伝わらないだろう。いろんなことがひどく陰影を欠いて描かれているように思えるのだ。
私には、前からマスコミというのはそんなにいいと思わないけど、まともな人が何人かいるだろうと思うけど。
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