Nov 14, 2006
お知らせ…新詩誌発刊
倉田良成さん編集の詩誌「tab」の1号が出ました。1号執筆者は、後藤美和子、高野五韻、木村和史、倉田良成、石川和広です。和田 彰氏が装画を描いています。ご希望の方は私宛て(コメント欄に宛先の入った名前を書きました)にメールください。住所記載ください。以下、倉田良成さんの発刊のことばを引用します。「tab」発刊について
新しい詩と散文の表現媒体、まあ雑誌といっていいが、それをよんどころのない事情も手伝って立ち上げることにした。編集責任は倉田がつとめる。同人制というのではなく、もっとゆるやかに考えて、とりあえずこの媒体の解纜にさいし、最初に同乗する五人はいわば常連というか連衆というか。
経費を最小限に抑えるため、とったやり方はそれぞれの作物はメールに貼り付け、まず倉田に電送する。倉田は受け取ったそれらを自分ところのキカイで編集し一本化していわば雑誌の原形を作り、それをプリントアウトしたいわば版下の紙(綴じていない紙片だが)を各人に郵送、各人は受け取ったそれを必要な数だけコピーして、自分の送りたいところへまた郵送する、というシステムである。それぞれの負担はコピー代と郵送費と、一応、通信電気代ということになる。紙媒体ということに、あくまでこだわりたい。
「tab」とはご存じのとおり、キーボードで行うある桁から異なる桁へ「飛ぶ」操作なのだけれども、何かを吊したり引っ張り出したりするためのつまみの意もある。最初の連衆の一人である石川和広が、その「ウィトゲンシュタイン・ノート覚書」で書いていたけれど、あるディメンションから異なるディメンションへ、有から無へ、語りうることから語りえぬことへ、メビウスの環を行くように辿り、飛ぶ。そのなかで、今まで形を見せなかった何物か・何事かを引っ張り出すよすがとなれば、と思う。
2006年10月5日 倉田良成記
あざみ書房のホームページに紹介されています。
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tab
■こんばんは。読みましたよ、tab創刊号。倉田さんから送付していただきました。面白いシステムの詩誌ですね。あなたのお名前は、鈴木さんのウェブ版「COAL SACK」でも拝見しました。tabに掲載された散文、印象的でした。ちなみに、うちでは、子供が風呂から戻ると「お帰りぃ」と言う事がありますね。一種のスキンシップかも。
Posted by 冬月 at 2006/11/14 (Tue) 20:38:37
はじめまして
冬月さま、はじめまして。
読んでいただいて、ありがとうございます。
身近なことから書いてみました。
>一種のスキンシップかも。
そうですね。私もそう思います。
どちらかといえば、違和感みたいなものを
書いてた気がしますが、それは
外とうちのちがいということもあるかもしれませんね。
これからもよろしくお願いします。
Posted by 石川和広 at 2006/11/15 (Wed) 00:24:35
おおっ!
新創刊ですか。
読んでみたいなぁ。
Posted by はに丸 at 2006/11/15 (Wed) 00:48:53
はに丸さま
ありがとう。
今度機会があったら、ぜひお見せします。
Posted by 石川和広 at 2006/11/15 (Wed) 07:23:28
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