Nov 01, 2006

お久しぶりに

 ちょっと更新します。最近は原稿をこりこり書いておりました。先週の土曜日は、猫月亭さんが、石川さん、見に行きました?といわれて、すっかり忘れてた映画「太陽」を見に行きました。たぶん、悲喜劇というのでしょうが、わりかた天皇に好意的に、ときにひややかに描かれていて、私はイッセーさんの演技が、何かものまねともネタとも何ともいえない感じで笑ってしまいました。結構笑いが起こってました。でも、昭和天皇がいわゆる「人間宣言」(本来は神格を否定しただけ)をしたからといって、一瞬でもあんなふうに喜んだとも思えません。草稿を準備した人が自殺したという、悲劇をつけていますが、私はもっと昭和天皇は現実的な人だったと思います。少しかわいい人にしすぎだと思います。第七藝術劇場はけっこう社会派ものが多いようで、三池炭鉱や平壌や、六ヶ所村など、深い題材の映画が上映されているようで、三池のやつは並んでました。帰りベトナム料理を食べました。夜見たドラマの「弁護士灰島秀樹」あまり何も考えなくてよくて、八嶋さんもよくて楽しかったです。
 日曜は忙しかったです。ふたつの詩の集まりに出ました。
 月曜は疲れが出たのか、寝てました。ソフトバンクがなにやら「予想外割」で問題を起こしているようで、云わんこっちゃないなと思いました。焦りすぎ、ソフトバンク。
 昨日は診察に行きました。私がお礼状をすっかり忘れて、冷や汗を書いたと言うと、そういうのもSST(社会的技術訓練)ですよ、学習したのだから今後に行かせばいいですよ、今は社会に慣れていく段階ですと云ってくれて助かりました。で、原稿もできました。
Posted at 06:33 in nikki | WriteBacks (7) | Edit
WriteBacks

爆笑したかったのにィ。

おおっ、『太陽』、観に行かれましたか!
おっ笑しかったでしょう。
もう、イッセー尾形が「昭和天皇」というネタをやっているとしか見えなくて、私は、可笑しくて可笑しくて。
しかし、私が観た回は、笑う観客が誰もいなくて、私だけ大声で笑うのも悪いかなと思い、ずっとがまんしてました。
蟹の標本を見ながら「ああ、この美しき奇跡」とかなんとか語るところがあるじゃないですか、あそこなんか、もう爆笑もんだと思うのですが、やはり、他の観客は、誰ひとりとして笑いません。
もう、私、こらえるのが、大変で大変で。
しかし、チョコレートの件で、もう、がまんできずに「ぐわははははははははは??!!!」と大爆笑してしまいました。
すると、もうひとり、私より少し遅れて、「はーっはははははっ」と笑った人がいました。
んん?きっと、この人も、ずっと笑いたかったのに周りの雰囲気に気がねして、笑いをかみ殺していたのでしょう。
しかし、他の人は、相変わらずクスリともしません。
んー、笑いのツボが違うのかなあ。
すんごい可笑しいと思うんだけどなあ。

ナナゲイは、プログラムが硬派だったり、通好みだったりで、なかなか貴重な映画館ですよね。
しかし、十三という場所が行くのに面倒くさいと言えば面倒くさい。
梅田からほんのちょっとなんですが、その「ちょっと」がけっこう大きくてじゃまくさい。
出来たら、梅田、もっと欲を言えば難波あたりに移転してもらえたらありがたいなあ、いつも思ってしまいます。

Posted by 猫月亭梅之介 at 2006/11/01 (Wed) 16:30:38

原稿、できてよかったですね。←どんな原稿?
詩、書けないなぁ。
今は「書いても満たされない」という意識が強いので、余計に想像力が働かないです。
「太陽」、観ましたよ。
疲れていたのか、終盤で眠ってしまいました。
マッカーサーとのやりとりを見ていたら、天皇の人格というよりも、天皇を処罰しなかったアメリカの寛大さを描きたかったのかなぁと思いました。

Posted by はに丸 at 2006/11/02 (Thu) 01:16:19

猫月亭さま

はい、可笑しかったです!
猫月亭さんが云ってくれなかったら、あやうく
見逃すところでした。
ありがとうございます。

チョコレートのシーンや何箇所かで、何人か笑ったり
していました。ひとりだけ笑っているっていうのは
つらいっすよねえ。あの映画は社会派ですけど
やっぱり、イッセーさんのコメディセンスはすごいですね。
もしできたら、時間があれば「六ヶ所ラプソディー」とか見に行きたいのですが、また面白い映画があったら紹介してくださいね!

Posted by 石川和広 at 2006/11/02 (Thu) 08:50:56

追伸

イッセーさんは舞台とかは見ていませんけど
時々、BSテレビとかで一人芝居が流れていた気がするので、時々見ていました。猫月亭さんは舞台とかは
見に行ったことはありますか?

Posted by 石川和広 at 2006/11/02 (Thu) 08:53:14

はに丸さま

なかなか鋭い見方だと思います。
アメリカに対する皮肉もないことはないのですが
やはり、アメリカびいきのところがあったりするかもしれません。

原稿はちょっと書かせていただくところがあって
それで、詩と散文を書きました。
散文は苦労しました。
「書いても満たされない」のですね。
難しいところですが、思いには
いろんな形のとり方があるんだと思います。

Posted by 石川和広 at 2006/11/02 (Thu) 08:58:19

プラチナチケット。

イッセー尾形さんの舞台は、もの凄く人気があるので、チケットがなかなか取れないんです。
ですから、残念ながら、生で観たことはありません(ビデオでは、いくつか観たことがあります)。
東京に住んでいる時、幾度かチャレンジしましたが無理でした。
関西ではどうなんだろう?
前回は、神戸だけの公演だったのであきらめましたけど。
今度、大阪での公演がある様でしたら(奈良ではないだろうなあw)、再度、チケット争奪戦に参戦したいと思います。
あ、そうそう、映画『トニー滝谷』(原作は、石川さんも好きな村上春樹、監督は私が大好きな市川準)は、ご覧になりましたか?
この作品のイッセー尾形さんも素晴らしいです。
もし、まだ観てなくて、機会があれは是非。
ものすんごく地味な映画ですが・・・。

Posted by 猫月亭梅之介 at 2006/11/03 (Fri) 00:48:02

猫月亭さま

そうですか。やはり人気があるんですねえ。
「トニー滝谷」、タイトルは知ってるんですが
見たことはありません。
教えていただいて、ありがたいです。
今度チェックしてみようかなあ。
「スウィングガールズ」見ましたよ。
面白かったです。竹中直人がいい感じでした。
今の「のだめ」にも出ていますね。

Posted by 石川和広 at 2006/11/03 (Fri) 18:09:42
TrackBack ping me at
http://haizara.net/~shimirin/blog/ishikawa/blosxom.cgi/nikki/20061101061829.trackback
Post a comment

writeback message: Ready to post a comment.













Captcha:
To prevent comment spam, please retype the characters in this image:

Enter the text here: