May 30, 2006
見られることを意識する
昨日は気弱なことを書いてしまいました。でも今日はデイケアに行って、芦原橋の球場で、ソフトボールしてきました。他のデイケアの方と合同です。暑い日でした。しかし、風が気持ちよかったです。デイケアの人とも、久々だったけど、ちょっとドキドキしながらも、落ち着いて話せました。これなら、行けそうかなと感じました。
家にこもっていると思考が狭くなるのを実感しました。外に出て、人の中にいるという当たり前のことがとても大事なのだなと思いました。それで、人の視線の中にいる、緊張の中にいるという基本的なことが抜けていくと、けっこう簡単に、ダサくなってしまいます。すぐ復調というわけにはいきませんが、というよりも、やはり感覚のリハビリなのだと思います。ぼくは小さい頃、人といるとひどく敏感になってしまうことがよくありました。人の一挙手一投足にナイーブになってびくびくしていました。そういうところは、今も残っています。だから再スタートなのだと思います。
試合は負けてぼくも投げたのですが、いっぱい打たれました。悔しかった。強いチームでした。しかし、初回いい当たりでアウト、最終回に一本ヒット打ちました。うれしかったです。あの打って抜けた時の感覚は、なんともいえません。それで、必死に走りました。何年ぶりにか本気で走りました。職員さんが感覚が戻れば、いっぱい打てますよと云ってくれました。投げてるときは、すごいしんどいなあと思いましたが、帰ってきて気分はさわやかです。
何もかもうまく行くわけではないけれど、ほんのりうれしかったです。これで詩も書ければいいなあ。帰ってきた彼女が「ちょっと男前になったね、やっぱり人に見られるのは大事やわ。」といってくれました。
K田さんから郵便が来ました。ありがたいです。
ミッドナイトプレスのホームページを見たら岡部淳太郎さんが詩集を出されたそうです。
俳優の岡田眞澄さん、作家の米原万里さんが癌で亡くなったそうだ。惜しい人が亡くなった。ご冥福お祈りします。
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