Mar 27, 2006
ジャズー与世山澄子
世界フィギアを見ていた。でも、メダルの重圧があればあるほど、いい演技はできなくて、挑戦していく人がいい結果を出していた。これで、もう春なんだなと思う。今日は彼女が旅行へ行って、まったく一人きりだった。さみしいとかいうよりも、いつもいる人がいないというのは、少し気楽でもあり、逆に覚束ない感じがする。それで一日中テレビばかり見ていた。
ウルルン滞在記も面白かったし、ドラマ「輪舞曲」も風間家の骨肉の争いが興味深かったけど、「情熱大陸」が面白かった。ジャズシンガーの与世山澄子を紹介していた。歳の話をするとおかしいけど、66歳。僕の父の四つ上である。沖縄の米軍キャンプで歌ってた人で、80年代にはアメリカでアルバムを作っていたが、沖縄で喫茶とバーをやりながら、歌い続けてきた人だ。東京とかには一年に二回コンサートに行くだけらしい。最初は東京の海が「沼」みたいに見えたらしい。波がないからだ。
僕が興味を引かれたのは、創作者として、いる場所を動かさないでも、人が集まり、作り続けられるということだった。彼女が、きっと大変な人生を歩んできたから、伝わってくるものがあるんだと思う。創作の母のような人だ。ライブも大まかに決めてやる。
本場の、しかも命を賭けている人の前で、歌をとどかさなければいけない。それで、ベトナムとかにいって消えていく人を前に歌っていたのは計り知れない悲しみがあったんだろう。三十数年ぶりにキャンプへいく様子が映されていた。
すごい話とか聞いてくれそうな方だなと思った。沖縄そばもおいしそうだった。ひどい方向音痴というのがなんかわかるような気がした。いつか聴いてみたい人である。
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