Aug 02, 2008
白馬へ。(その1)
「白馬」の旅から帰る。あちらでは鶯の谷渡りの声をよく聴いた。ベテランもいれば下手もいた(^^)。帰宅してからのわたくしの耳を歓迎してくれたのは「みーんみーん」の蝉の合唱。数日の留守の間に蝉の声がふえていました。
さてさて、夏休みなるものを久しぶりに思いたった。それにしても行き先がなかなか決まらない。旅慣れた友人の薦めがあって、まずは宿は「北安曇野郡白馬村」のホテルに決めた。小さな可愛いスイス風のホテル。その先を考えていない。いろいろなことに疲れてしまっていて、何も考えられない。ホテルで寝て暮そうと思って旅立つ。本は一冊も持っていかなかった。
それにしても「白馬」の由来はなんでしょう?春になって、白馬岳の雪が融け始めると、山肌に「代掻き馬」の「雪型」が現れるそうだ。それを麓の村人は田植え時期の目安(農事暦)にしていた。「代掻き馬」が「代馬=しろうま」に転じ、のちに「白馬=はくば」と変わった。村の名前は「はくば村」と呼ばれているが、山の名は「しろうま岳」と呼ばれている。
「白馬」は後立山連峰の麓に位置し、山岳文化を中心に栄えてきました。古くから、山間の信州と越後(現在の長野県塩尻市から白馬村・小谷村を経由し新潟糸魚川市)を結ぶ交易路である「塩の道」があり、さらに戦国武将たちの合戦の場となりました。「敵に塩を送る」の語源は、上杉謙信が塩不足に悩む宿敵甲斐の武田信玄に義援の塩を送ったことに由来する。
着いた日は白馬駅周辺の探索、観光案内所で情報入手。それからホテルで一休み。夕食までの時間は近所の散歩。「散歩だけでも楽しい。」という友人の言葉を思い出しつつ、山並みを見上げながら。。。ああ~喉が渇いてビールがおいしかった(^^)。
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