Feb 03, 2006

書の至宝・日本と中国

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 二日午後、桐田さんと上野の東京国立博物館にて「書の至宝」を観てきました。展示総数が想像以上に多くて、観にいらっしゃる方々の人数も予想以上でした。閉館時間にせかされながら観ることになってしまいましたが、わたしの主なる目的だった「良寛」の屏風に書かれた書はしっかり観てまいりました。詩人正津勉の言葉を借りれば良寛の書は「脱力」だったと思います。のびやかで、やさしい書でした。

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 博物館を出ましたら、もう陽は落ちていましたが、うつくしい噴水を観ることができました。

   噴水の頂の水落ちてこず     長谷川櫂

 「噴水」は夏の季語ですが、何故かここの噴水を観るのは冬の季節ばかりのようです。まるで白いかき氷を噴き上げているようです。昨年の二月二四日には「踊るサチュロス」を観たことなど思い出しましたが、その日の帰りの時間にはぼたん雪が降りました。あらゆる人間の時間はゆるやかに、時には激しく流れ続けているようです。

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 その後は新宿にて、いつもの場所で、いつもの面々で。。。
Posted at 23:54 in nikki | WriteBacks (2) | Edit
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■書の至宝展、行かれましたか。ぼくは、期日が異なり良寛の書は見られませんでしたが、全体に印象深い展覧会でした。人が多く長時間観ていたので、帰宅したら腰が痛くなりました。

Posted by 冬月 at 2006/02/04 (Sat) 12:38:51

良寛

冬月さん、良寛が見られなかったとは残念でしたね。
わたしはもっと時間をとるべきだったと後悔しましたが。。。
できればもう一度行きたいくらいです。
一日中入り浸って、読み解き(どこまで出来るのやら・・・)をしてみたいし、買い損なった画集も買いたいものです。
冬月さんのブログ拝見しました。晶さんもいらしたようですね。

Posted by たかたあきこ at 2006/02/05 (Sun) 02:41:40
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