Feb 03, 2006
書の至宝・日本と中国
二日午後、桐田さんと上野の東京国立博物館にて「書の至宝」を観てきました。展示総数が想像以上に多くて、観にいらっしゃる方々の人数も予想以上でした。閉館時間にせかされながら観ることになってしまいましたが、わたしの主なる目的だった「良寛」の屏風に書かれた書はしっかり観てまいりました。詩人正津勉の言葉を借りれば良寛の書は「脱力」だったと思います。のびやかで、やさしい書でした。
博物館を出ましたら、もう陽は落ちていましたが、うつくしい噴水を観ることができました。
噴水の頂の水落ちてこず 長谷川櫂
「噴水」は夏の季語ですが、何故かここの噴水を観るのは冬の季節ばかりのようです。まるで白いかき氷を噴き上げているようです。昨年の二月二四日には「踊るサチュロス」を観たことなど思い出しましたが、その日の帰りの時間にはぼたん雪が降りました。あらゆる人間の時間はゆるやかに、時には激しく流れ続けているようです。
その後は新宿にて、いつもの場所で、いつもの面々で。。。
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