Sep 06, 2005
きちこう
この画像は数日前に撮ったものですが、蘂の形が異なることが気になっていました。清水哲男さんの九月五日付けの「増殖する俳句歳時記」のこの句を読み、哲男さんの解説を拝読して、納得いたしました。
桔梗の二夫にまみえて濃紫 阿部宗一郎
(前略)
「二夫(にふ)」は二人の夫の意味で、儒教に「貞女二夫にまみえず」の教えがある。たとえ未亡人の身になっても再婚しないのが女の鑑(かがみ)というわけだが、「桔梗」の場合はそうはいかないのである。そんなことをしていたら、子孫が絶えてしまうからだ。少し説明しておくと,桔梗の雄しべは開花後にすぐ成長して花粉を放出する。雌しべは、その後でゆっくりと成長していく。つまり同一の花の雄しべと雌しべの交配を避ける(自家授粉しないための)仕組みであり、雌しべは常に他の花の雄しべの花粉で受精することになる。「雄ずい先熟」と言うのだそうだが、すなわち桔梗の雌しべは「二夫にまみえて」はじめて子孫を残すことができるというわけだ。
(後略)
以上、哲男さんの解説を抜粋させていただきました。
この画像は残念ながら「濃紫」ではなく「白」なのですが。。。
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