市場にウィキョウが出回りました。医食同源の沖縄では、ウィキョウも喉の薬、そして、お料理と使います。風邪のひきはじめに、このウィキョウ酒とフーチバー・エキスを飲めば、翌日は、ほぼ治っています。ニンニク酒も同様です。
ウィキョウ酒は簡単に作れます。ウィキョウを水洗いして葉を完全に乾かします。これを30度以上の泡盛につけこむだけですが、それだけでは飲みにくいので、一緒に黒砂糖、蜂蜜なども好みでいれます。一月くらい置けば飲めるでしょう。結構美味しいお酒です。
お料理にも使います。代表的なのは、魚の塩煮(マースニー)。お魚を水と塩だけで煮るだけの簡単料理ですが、とても魚が引き立つ調理法だと思います。これの仕上げに、ほんの少し、ウィキョウを加えましょう。魚の臭みも消えていい香りがします。
きょうは寒い雨降りの那覇ですが、うんと香りのいいウィキョウ入りの魚のマースニーへLet's try!
2004.2.9
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