153きょうもまた24時間が終わる目は空いていた口は開いてことばを吐いた (たぶん)死んでいないだけどここはどこだ君と、いつになったら踊れる?
152ゆきがきえた庭の一角にフキノトウのうすみどりをのぞかせた(やっと)妻は5つ出ていると言うがいくら目をこらしてもぼくの春は4つ
149みぞれ混じりの中を歩くガラスのないガラス窓壁からずり落ちそうなツタ絶望的なものばかり目が選ぶ鼻水濡れる靴下希望の兆候はどこにもない心臓は知らんぷりでうごいて(くれて)いる150こうして日に一つか二つ短い詩を書くぼくの中に今日の証しが残る見えないぐらいの明るさではあるが151いやなことはいやだと言えばいいそう思いながら 言えないこともある好きなことは好きだと言えるのに
148風が怒っている窓が震えているまるで親子のように
147目覚めてとなりを見るおはようを言うためにとなりには誰もいない5日前から出産を控えた娘のところにわかっていたこと外はうす曇り示し合せたように
140-2「おれ」と書くことをやめてしまったけれど、「ぼく」では ときにコロモの厚いテンプラになったような気分になる一時的酸欠とか何十年もつきあってきた「おれ」とならハイタッチなんかしなくても目くばせで足りるな、そうだろ141-2数がふえるそのことを数自身はどう感じているのか お前たちが作ったんだ おれたちに責任はないでも基本的にはうれしいんじゃないかふえることによっていつか橋がかけられる可能性142―2141の橋は希望といいかえてもいい希望は今触れられなくてもぼくらの今を支えてくれている143-2いけない観念的になってきた詩のことばは実際の場面から生まれたものこそが噛みごたえがあるのに144-2雪がとけたらフキノトウがいつつ顔を出したまだ2月の初めだぜ小さいころかわいい子につたないことばで文句を言ったすなおな気持ちを言えなくて 145デジタルはきらいだ余裕がない容赦しない146眠くなってきたあしたはあるのだろうか起きるのだろうか、ぼくは…目を覚ますと、そこは…
145デジタルはきらいだ余裕がない容赦しない146眠くなってきたあしたはあるのだろうか起きるのだろうか、ぼくは…目を覚ますと、そこは…
140「おれ」と書くことをやめてしまったけれど、「ぼく」では ときにコロモの厚いテンプラのような気分になる一時的酸欠とか何十年もつきあってきた「おれ」とならハイタッチなんかしなくても目くばせで足りるな、そうだろ 141数がふえるそのことを数自身はどう感じているのかお前たちが作ったんだおれたちに責任はないでも基本的にはうれしいんじゃないかふえることによっていつか橋がかけられる 142141の橋は希望といいかえてもいい希望は今触れなくてもぼくらの今を支えてくれている 143いけない観念的になってきた詩のことばは実際の場面から生まれたものがほんとにおいしく噛みごたえがある 144雪がとけたらフキノトウがいつつ顔を出したまだ2月の初めだぜ小さいころかわいい子につたない文句を言ったうれしさをかくして
141数がふえるそのことを数自身はどう感じているのかお前たちが作ったんだおれたちに責任はないでも基本的にはうれしいんじゃないかふえることによっていつか橋がかけられる
142141の橋は希望といいかえてもいい希望は今触れなくてもぼくらの今を支えてくれている
143いけない観念的になってきた詩のことばは実際の場面から生まれたものがほんとにおいしく噛みごたえがある
144雪がとけたらフキノトウがいつつ顔を出したまだ2月の初めだぜ小さいころかわいい子につたない文句を言ったうれしさをかくして
139「おれ」と書くことをやめてしまったけれど、「ぼく」では ときにコロモの厚いテンプラのような気分になる一時的酸欠とか何十年もつきあってきた「おれ」とならハイタッチなんかしなくてもな、そうだろ
138君が読んだ本の半分をぼくが読むぼくが読んだ半分をキミが読むこれがちょうどいい混じり合い違いがありうなづきもあり139君という呼び方でいいかいでも、「君」と声にのせて呼びかけたことはないこのことばは、だから、おれの専有物
1月は書けなかった。こんなことは、初めて。と言って焦っているのではない。なんというか、旅に出ている感じ。change!かな。そのきざはしをつかもうとしている…こうしてPCに向かっているより、動いている間のすきま時間にイメージと言葉が浮かぶ・1行ずつでもいいから、書いていく・君に話しかける君が読んだ本の半分を読むぼくが読んだ半分をキミが読むこれがちょうどいい混じり合い違いがありうなづきもあり
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