Nov 14, 2005

「現代詩図鑑」9月号に

掲載していただいた「筆を選ばず」という詩が好評をいただき、うれしいです。自分でも、素朴な詩ではありますが、今年2005年春の記憶として、大切な作品です。ドロップス氏と自分との、つまり男女の社会的な生き方の微妙な違いを、ふだんの生活の中ではっきり感じとったシーンだったのです。この中年の男性は、おそらく私より、数年若いひとで、定年後まだ数年しか経っていないと思います。それでも、「あやまり」と「えらばず」の差はくっきりとしています。結論を言えば、ドロップスもらってよかった。ハッカをまぜて3粒、おいしかったですよ。わたしが自分の人生を失敗だったと感じているのと、ちょうど裏側で、からだにダメージを受けながらも、わが人生これでいいのだと自信を持てる人がいて、なお、周囲に対する感性と積極性を失わないで生きていく、自分とは違うけれど、うれしいことだと感じるということなのです。あれから酷暑をすごして、今は朝晩冷えますが、スーパーの棚でサクマドロップの缶を見るたびに、五月のお天気のいい午後のことを思い出しています。
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