May 27, 2005

哀しくて

眼が覚めた。イサクを送り出してからまた寝ると、よく夢を見る。今朝のは、胸がつぶれそうで、ひいひい叫んでいる。置いてきぼりにされた夢。高校の修学旅行で平安神宮だったかで、友だちが他のグループと行ってしまって、ひとりぼっちだと気付いて、天地がひっくり返るような思いをした。あの傷が大人になってもチョコチョコ現われる。今の高校生もこんな目にあう子がいるんだろうな。その後、ひとりでも平気でいられる訓練をずっとしてきたつもり。 今朝の夢は、若い男性ふたりとコンサートの帰りになかなか来ない電車を待っていて、少しぼんやりしてひとりでいる間に、気が付くとまわりにだれもいない。電車はホームに入っている。急いで乗り込み、連れのふたりを探すけど、見つからない。半ばパニックで電車を降りて街に出て泣きべそをかいて探し回る。どうしてもみつからない。なんで、一言声をかけてくれなかったのかなー? ひごろ好意を持っていたふたりだけに、その哀しさ。あんがい、うどうさん、どこに行ってたの。探したよ。など、笑いながら現われるのではないか。それなら、この哀しさもこれまで。でも、夢はめでたしめでたしで覚めることはけっしてない。これって、まさにトラウマで、けさは、少なくとも午前中は心が病の状態。面白いのは、加害者(!)がふたりだということ。ふたりで示し合わせて、わたしをひとりのけものにするパターンで、わたしを排除した複数は仲良くやっている(らしい)。わたしだけパニックに落とされて哀しい。そしていちばんつらいのは、なぜこんなめにあうのか、自分で理由が見出せないこと。ああやったからこう。という理屈がなりたたない。自分にとっては理不尽な天災のようなものだということ。でも、ちょくちょくこの感情の追体験が重なるので、マゾヒスティックな快感になっているのではないかと思う。夢ごとに相手が変るのもそう。まことに主観性の強い性格で、だから詩を書くのだと思う。
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