Mar 12, 2007
エミリー・ディキンソン詩集とシラー「オルレアンの少女」
昨日予定より1時間近く横浜に着いたので、駅ビルの書店に立ち寄った。詩のコーナーが移動して、見つからないので、しばらく探し回った後、観念してレジで訪ねた。案内してくれた新コーナーには、金子みすずと千の風、谷川俊太郎とあと少しだけ。ショックだった。これなら町田のブックオフの方がずっと充実してるなーとつぶやく。アメリカ詩の解説本をしばらく立ち読み。足が疲れてきたので、そこを去って文庫の棚に行き、ディキンソンを見つけた。それと平積みの復刊にシラーの戯曲「オルレアンの少女」を見つけてびっくり。やはり書店には何かサプライズがある。この2冊を、緊縮財政にもかかわらず、購入した。帰宅後、夜中にテレビを音声ゼロにして、走り読みした。ディキンスンは今取っ組んでいる訳にどうしても欠かせない。伝記、代表作などを拾い読みした。共感するところ多し。「オルレアン」のほうは、なんともはや、としかいえない。脚色もここまで来るとばかばかしくて読んでいられない。やはりショウが最も優れている。ショウには品格がある。ヴォルテールとシェークスピアのいんちき魔女呼ばわりに反発して書いたというが、ただの愛国少女で、荒唐無稽。もうこのへんでいいかという先日の感想がやはり妥当に思えた。
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