Jul 31, 2005

城ヶ島吟行

今日で7月も終わりです。湿っぽくてくそ暑い日々です。 28、29日は城ヶ島吟行でした。油壺は小学校の遠足で行ったけど、城ヶ島へはいままで行きそびれていましたので、うれしかった。バームクーヘンみたいに岩が濃い茶色と薄い茶色にいくえにも層を成していて、波の浸蝕でさまざまな奇形、芸術的でさえある風景でした。ちょうど土用の日で、台風の余波も残り荒れた海、岩にぶつかる波が白く裂けて散っていました。久しぶりに海に来たので、海が怒っているように思えました。
10句即吟ということで、1時間ぐらい岩先にしゃがみこんで苦吟しましたが、結果はよくなかった。得点はまあまあだったのですけど、帰宅後、自分の俳句に対する態度に大きな問題があるのに気づかされ、悶々としました。結論、俳句に対する高飛車な態度を変える努力をすること。深いコンプレックスに気付きはじめています。
夏服を砕ける波にさらしたる
夏の潮いのちの種を運び来る  薫
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