Oct 18, 2011
モルポワ『青の物語』より
「わたしは海の真ん中でタバコに火をつけるのが好きだ。それは青の上のとても小さな赤い点だ。白熱した、じりじりと燃える、熱い点だ。この一点は、わたしが存在することを表している。わたしは一粒の種であり、一塊の人間であり、今にも消え去りそうにひざまずきかけて涙ぐむ魂のひとかけらである。」おかげさまで、3回に分けて『青の物語』1冊を読み終ることができました。
ご支持くださって、ありがとうございました。
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