Dec 25, 2005
23日は水仁舎の忘年会でした
とてもたのしかったです。内輪ふうの充実した会でした。北見さん、ごちそうさまでした。若者並みの食慾発揮して、遅れた人のぶんが足りなくなってしまって、申しわけなし。いちばん遠方から来た小川さんと有働は大目に見てね。この秋はちゃんと働いたので、気持ちがいいです。来年はどうなるか、未定です。ネットのほうは、別宅のコーナーで、ドウタンベルの小説についてまりこちゃんと往復会話体でやるつもり。もっと読まれていい作家だとおもいます。お楽しみに。当面はウロアンに1篇用意しなきゃ。しみりんさん、ぎりぎりですみませんが、「ジャンヌ」もウロアンでしたよね、柳の下のどじょうを狙います。Dec 19, 2005
「ピザンおばさま!」 ほか
2006年に発表した作品をリストアップしておこう。 ①「昼の時間」:「repure」2号2006年1月22日②「紅ばら白ばら」:「現代詩図鑑」2006年4月号
③「ピザンおばさま!」:「ガニメデ」第37巻2006年8月
④「詩を生きる―柩・隠亡と吉行理恵」:「現代詩手帖」2006年6月号
⑤「わたしは狐、国道を走る」:山口市国民文化祭2006年6月応募
⑥「今、何を書くのか」:「街」61号 10周年記念特集号
⑦「少女趣味」:「repure」3号2006年7月2日
⑧「子狐、のぼり列車で」:「現代詩図鑑」2006年7~9月号
⑨「兄小林路易の思い出」:「レ・シナダ」会報14号2006年10月
他に、ふらんす堂ホームページの「詩人のラブレター」に月1と、ウエブマガシン「あそびすと」に週1で書いた。「repure」には「愛詩添想」として、ポール・ルイ・ロッシとマリ・エチエンヌの詩を取り上げた。
およそ、今年の書き物はこんなふうで、あと、俳句をずいぶん作ったがイマイチの感じ。
Dec 10, 2005
日欧フェスティバルのフランス語詩人たち
九段内堀通りのイタリア文化会館が改装されて大変美しくなった。記念のフェスティバルに招待された詩人たちのうちの2人の作品を和訳した。ダラスさんとポルタントさん。お目にかかって話すうち、訳の間違いがわかって、訂正に走ったり、夕食をご一緒したりして忙しかった。ダラスさんは川の詩人。フランスの川は透き通ってあふれるようになめらかに流れるフランス語を生んだと歌いつつ世界を飛び回っている、クリヤでオープンな人。ポルタントさんはルクセンブルグ人で、繊細。対照的な詩人でした。私としては新しい血を入れたという感触。「ラ・メー」というタイトルのすごい分厚い詩集をダラスさんから贈られて、うれしい。北フランスのいろんなことが分りそう。でも、疲れた。Dec 05, 2005
江ノ島で雨に遇う
「街」の人たちと江ノ島吟行した。曇り空の寒い日。江ノ島にわたる橋の上で降り出した。江ノ島は箱根と同じで、名所旧跡が多くて、1回で全部はとても見切れない。午後からの句会で、たくさんの句を見て、江ノ島で見そびれたところが沢山あったのがわかった。雨にぬれたにもかかわらず、句会は活気があった。2次会、3次会まで出席して、自分の内部エネルギーがほとんど空っぽになったような気がした。水だって、ガソリンだって、時々使い切って空にしてから、また新しいの注げばすっきりするよな、と思いつつ、雨の上がった夜道を帰った。愁いなし天の北極指す寒さ 薫