Jul 05, 2016
第八詩集『モーツァルトカレンダー』はとても評判がいいです
おかげさまで、今日もお二方からおはがきいただきました。「詩集よかったです。響く響く。みな努力してるなと」足利市立美術館で開催中の『高島野十郎展』の使用済みの入場券がはがきに貼り付けてあります。突拍子もなくて面白い方です。大阪のお生まれとか……
「カニエ・ナハ氏の表紙がゆかいでした。囲碁の手法に叶っているのは左上の1個所だけで、囲碁ゲームの規則とは別のルールで道具として使っているのが面白いです。詩もおなじですね。1篇の曲が1篇の詩として存在する、ということもあるし、古今集の春の歌の二番として存在することもあるし、連歌の一句の背後に潜むこともあるし、あるいは伊勢物語の一章の中の1首でもあるし。位相のちがうものの出会いでもありうるし(すれちがいと言う関係性もありうるし)、いくつかの単位の綜合されたなにかの構成要素でもありうるし……けっきょく詩が詩として存在するとは何かという問いがあり、いや様々のものの中での詩の位置の問題でもあるでしょう。」
版元はアルケオプテリックス、始祖鳥という意味だそうです。
どうやら西の方の(日本の)方々がよく読んでくださるような感触です。
このブログが表紙デザインのカニエさんのお眼に留まりますように!
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