Nov 23, 2010
Micro_SDカードリードライタの利用。Vine Linux バージョンアップへの対応。
古いパソコンなど、もうCPUやメモリ容量の関係で動作が遅くなっている場合には、Linuxを入れて動作させるとよいかも知れない。
(ただしWindows用のアプリケーションに代換できるソフトは限定されているし、特にプリンタなどの動作には制約がある。またコマンドラインを知っていないといけない。)
それでWindowsでいうOSアップデートの一部は、Linuxの場合、いままでのOSに上書きインストールするバージョンアップによる場合がある。また半年単位で、OS自体がバージョンアップすることもある。したがって簡単に新バージョンをダウンロードしたisoイメージを、別の媒体に書き込んで、パソコンにインストールする手段と方法が必要になる。サイズの大きさとCDに焼きこむ手間を考えると、USBメモリが最適だ。値段も最近は極端に安くなってきた。写真はSDカードリーダーとMicro_SDカードで作るUSBメモリ。
近くVine Linuxのバージョンアップがあり、メモリへの書き込み方法をいくつか試した。一番手軽だったのは、これ、usb-image writer。画像はVine版。試しに実行、anacondaが起動するところまで確認した。うまく行った。今後は標準のインストール方式にしたい。
問題はSDカードリーダーのブートプライオリティの設定が、私のパソコンのマザーボードの場合、バイオスでブートを一時設定できないことで、それで苦心した。こういうデバイスの設定が一時設定のプログラムにはないのか?、検出されたデバイスのブートプライオリティを順次上げて、CMOSにロードしないといけない。
VineではこれからUSBメモリのライブ版も出るので、インストールとデータ移動用、Vine Linuxのライブ版とふたつ、もう一枚のMicroSDと差し替えて利用しようと思っている。もちろんミスをした場合などのために、上書き・再インストール用のCDも焼いておいてもよい。
このUSBメモリやカードリードライタのSDカードを差し替える方法だと、一種のマルチブートで、Windowsを残したまま、簡易にLinuxの多種多様なOSを体験・利用することもできるだろう。とくに後者は、安価。通信の重いインターネット閲覧などは、Linuxで済ませるなどの利用方法もある。オフラインの作業は、Windows。
参考、 パピーリナックス。
Oct 08, 2010
ハードディスクの前回のマウントが将来時刻になった場合、fsckを
実行すると良い場合もある。(Linuxは何事も自己責任、ご注意ください。特にfsckは、アンマウントとか、シングルユーザーモードとかよく調べてから。)
私の体験したのは、debian squeeze amd64で起動時に、
Superblock last mount time (日付・時刻・年, now = 日付・時刻・年) is in the future.
の表示のうち、前回のマウント時刻が次の月にずれるというものだった。時間が合わないので、そのまま起動が続けられない。「fsckをしろ」とは表示されるものの、そうしてよいものか?
普通はUTCの受け入れができていないとかで、そこを直せば良いのだが、こういう例は検索してもなかった。だから書く価値があると思うので、書くが、現時点でこの条件であるので、他の場合は参考程度に考えていただきたい。バイオスの日付を将来にすれば、一応起動できる状態であった。
事前にHDDの名前、ファイルシステムの種類を確認しておく、この場合HDDは/dev/sda1、ファイルはext3とする。起動時にエラーが発生した画面でルート・パスワードを入力して
# mount /dev/sda1 on / type ext3 (rw)
教科書では()内は必要とあるが、不要であった。一応、HDDとパーテションを確認。
#fsck -t ext3 /dev/sda1
あとは実行していき、Fix<y>?のたびにEnterを押していく、最後に
***** FILE SYTEM WAS MODIFIED *****
(ファィルシステムは、修復されました。)以下の表示になるので、
# exit
それから、再起動。
Fixのたびごとに修正箇所が表示されるので、全部は無理かもしれないけど、できるだけメモしておくと良い。私の場合、どうもファイルの競合があって変なリンクが出来上がっていたみたいだ。
この灰皿町の清水さんには、アドバイスをいただいた。
いつもながら、感謝申し上げます。
May 04, 2010
灰皿町住所録の改訂
中央一番地からリンクいただいている、灰皿町住所録、永らく同じ色だったので、文字色とともに少し変更いたしました。
これからも、より見やすいように改訂してまいります。
また、ご利用ください。