May 04, 2012

VineSeed環境を構築 -GA-D525TUD の画面表示を確認する。-

Mar 30, 2012に書いた
「Vine Linux 6.1alpha1 バグリポート -GA-D525TUD で画面を出す。-」
の件につき、先日この問題の原因になっていると思われるビデオ・ドライバ xorg-x11-drv-intel の更新が、Vine Linux の開発版、VineSeed であった。

現在次世代のメジャー・リリース、vl7 のパッケージ群の開発が進んでいる。不安定ではあるが、最新版が確認できたりもするので、今回思い切って VineSeed 環境を構築してみた。(当面、i686のみ。)

最新の安定板 Vine Linux 6.0 を、GA-D525TUD に接続しているハードディスクの別のパーテションにインストール、apt のリポジトリを VineSeed に入れ替えて、アップデート・アップグレードを繰り返す。

大変手間と時間のかかる作業だったが、結果的には
/etc/X11/xorg.conf.dist にある Driver が "intel" のままで画面が表示できている。(まだ /etc/X11/xorg.conf は生成していない。)

$ rpm -q xorg-x11-drv-intel
xorg-x11-drv-intel-2.19.0-1vl7.i686

本来のもくろみは、intel CPU 新アーキテクチャへの対応だったみたいだが、ここでも効果があったということだろう。

しかしデスクトップの Gnome 画面、"Gnome 3" はダメで、以前のバージョンで VineSeed が表示されている。もろにドライバかハードの問題であると、表示が出た。

2012-05-08 追記
xorg-x11-drv-intel-2.19.0-2vl7.i686
への更新があったが、正常に動作している。こういう開発状況がわかるのが、面白い。
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