Apr 10, 2006
出版記念会・大阪
桜の季節の4月8日(土)午後1時から BLACKPAN50周年記念と日高てる新詩集『今晩は美しゅうございます』上梓のお祝い会が <プリムローズ大阪> で開かれました。灰皿町のMさんが同人なので お会いできればいいなぁ と思っていましたら ホテルに着いて受付に行くと 来られた人に機敏に対応されていて 笑顔で迎えてくださいました。ホッと安心できました。 有名人の出版記念会とは どのようなものなのだろう と思っているとさすがに 「さすが有名人だ」 と唸らずにはいられません。
司会をするのも有名人で 出席している人も どこかの授賞式かと思うほど名の知れ渡った人が多かったです。
第一 講演が組み込まれているのに まず驚きました。
講演は辻井喬さんの「わが国の現代詩におけるモダニズムの問題」というものです。
講演のあとには 安水稔和さんが「2005年度詩賞選考を振り返って」と題され
経過報告のようなものをされました。 そして そのあとには<アンガ-ジュマンの花>と題されたパフォーマンスで マイクが会場の四方に置かれ 掛け合い朗読のようなものがされました。誰がしてもいい ということだったので 勇気があればすればよかったんだけど さすがに勇気がありません。その中で ソプラノの歌手のような人がされたのは 大変 華(はな) がありました。
すごく 見ごたえ聞きごたえ がありました。そして リレートークです。6人の方が壇上に上がられました。 日高さんの詩集についてのコメントを言います。
私が知っているのは 倉橋健一さん 新井豊美さん 以倉紘平さん です。
こちらが知っていても あちらのかたが覚えてくださっているとは限りません。なにしろ 有名人は たくさんの人とお会いするわけですから きっと覚えきれないと思います。
ここで休憩が入ります。第1部が終わりました。第2部は お料理がでてきます。今度は食べながらの 会の進行です。
司会が細見和之さんから 紫圭子さんに交代しました。紫さんは 髪が長くていつも和服を着て 日本人形のようです。金沢の御茶屋さんでされた朗読のことが思いだされます。巻いた紙を ハラリ と流されて朗読される姿は 日本の和を 感じさせます。魅せられて見ていました。
乾杯の音頭は長谷川龍生さん。長谷川さんは何度かお会いしましたが 講演がとてもおじょうずです。
大阪文学学校の校長をされています。
杉山平一さんは ご高齢ですが とてもお元気です。大阪シナリオ学校の校長をされています。 次々と祝辞やメッセージ お祝い電報など読み上げられました。なんばみちこさんの祝電も届いていました。
最後に 主役の日高てるさんが 謝辞を述べられます。そして閉会の辞 となりました。
それは BLACKPANのかたが述べられました。
二次会はすぐ隣の「ルーテル」というところで行われました。こちらのお世話役は 原圭治さんと中岡淳一さんです。このかた達も有名人ですね。 う~ん すごい! おいしいご馳走を いっぱい食べた気になりました。 外を移動する時 ビルの谷間に 太陽とも月とも区別がつかないような天体がありました。詩人はそれを見のがしません。みんなが空を見上げて口々に言っていました。このようなのが詩人の集まりの特徴で 魅力でもあります。
はるばる 来てよかったなぁ と思っていました。
ステキな会を ありがとうございました。
Edit this entry...
wikieditish message: Ready to edit this entry.
A quick preview will be rendered here when you click "Preview" button.