Nov 14, 2007
小春日和
「薬物乱用頭痛」という嫌なパターンがちらつく日々。ストレスは雑木林みたいにざわざわしている。
ホッとする休みに雑用を片付け、(自習もする)つもりでいたのに、 体調が悪くて何も出来なかった。
わたしが家にいると猫は満足そうに近くで寝ている。
彼の好きな枕でまるくなったり、わたしの掛け布団の上で(しかも真ん中で)ぐっすりと眠っていた。
最近、小池昌代さんのエッセイを読んだ。
小池さんの詩は大好きだ。エッセイもすてきな文章で巧みだった。
タイトルは「黒雲の下で卵をあたためる」。
ギュンター・グラスという詩人の作品からとっている。
不穏な黒い雲が頭上にあっても、おっとりと卵を抱いている雌鳥。
黒い雲は流れていくだろう、わたしにも温めるための卵はあるだろうか。
小春日和の一日、青い空をちらりと眺めながら黒い雲のことを考えていた。
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