Oct 19, 2007
覚悟
「覚悟」というものはやっぱり曖昧だ。昨日はそれを再認識した・・・。
そしていまさら「再認識」なんて情けないような気分もした。
娘の形成外科の手術が終わった。
『無事に終わった』という事実を前に単純に安堵し、
「覚悟」はおろそかにしていた。
顔面を強打したことによる手術施行だから、大掛かり。
そして、あともたいへん、、。と分かっていたつもりだった。
「つもり」から「覚悟」へと進んでいくはずだったのに。
外見、というのはこれほどに衝撃的な事柄だったのだ。
わたしは昨夜、彼女の前から鏡を隠しておいた。
でもやはりひとりになったときに見たようだ。
またベッドから動けなくなってしまった娘は、
「振り出しに戻っちゃった」と今日、呟いていた。
でも、違う。
振り出しに戻ったりしたらたまらない。
いまは嵐がきたから一回休みだよ、とわたしは言った。
着実に進んでいると、信じている。
その証拠に、今日は昨日よりも表情が明るくなっていた。
それを実感したわたしが思ったままを口にすると、
ようやく彼女の笑顔がみえた。
ホッとした瞬間だった。
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