Jun 16, 2010
6月の初めはあれこれと・・・。
ここのとことろいろいろ予定があって、さらにアクシデントがあって忙しい日々でした。ピレネー犬に咬まれた小指の包帯はやっととれましたが、指はまがったまま。
反らない・・・・・治るのかなあ。
ピアニストなら決定的ですね。こういうの。
チェリストでも、、まあみんなそうか。
昨日が一番忙しくて、6月の花を持って、銀行とハンコ屋と病院と呉服屋と書道家の家にお邪魔して、朝からケータイも固定電話も通じない母のところに安否確認に行きました。
迷惑そうだったけど、心配しますよね。
なにせ『後期高齢者』なんだから・・・・。
で、一番面白かったのは82歳の書家。
新築祝いに頂いた2幅の書を持参したのですが、季節がわからないと掛けられないんですね。
出典はわかったのですが、そのさらに一説となると、さらに分からず。
まあ、ひとつは季節を選ばないとうことで、そこだけは分かりました。
わたしは、中学くらいまで近くの書道塾にいっていたものですから、バランスとか墨切れをしているとか、お爺さんが褒めつつも指摘して言っていることにいちいちと得心がいきまして、一本はなんだか素人くさく見えてきてしまいました。
この方、美濃部都政のとき、美濃部さんの右腕だった人物。
過労死で「都民葬」になった人だそうです。
お坊さんでもそうですが、ある時期をすぎるとだんだん癖字がひどくなっていきます。
よいようになると、真の自分の字がでてきたなどというのです。 清水寺の住職が書いた、ああいう字ですね。
うまくなかった。w
雑誌を見ながらああだ、こうだと書を読み解くのは実に楽しい時間でした。
帰りに「今度は色紙を持ってきなさい。」と、だいぶ偉い先生だったのに、嬉しいことを言ってくださいました。 漢詩がいいかなあ?
追記・この方入院友達ですが、ロビーで頼山陽の話などしていてぎょっとして、話していくとわたしのお習字の先生をご存知だったので親しくなったのでした。
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