Nov 26, 2008
天体望遠鏡を設置
天体望遠鏡を小さな二階に設置した。お茶室もどきの二畳だが、お茶などやる気がないので、友人がきたときにソレに使ってもらおう。
またまた宮沢賢治の話で、申し訳ないが賢治の「童話」はかなり事実と重なり合う。
「銀河鉄道・・・」などは銀河ステーションにあたる、白鳥座のアルビレオから、南十字への旅である。
この話に出てくる星座の位置は天体図譜に忠実だ。
唯一、気になっていたのは、アルビレオが二重星でオレンジの光と青い光であることまではまったく正当なのだが、話の中では両者が「回転」しているように書いてあることだ。
回転というのは実際はなくて、二つの星が地球から見ると一つの星に見え、望遠鏡で見ると二つが連星になっているように見えるということなのだ。
掃除をしながら、バッハを聞きながら、そんなことを考えるともなくいたが、「もしかしたら・・・」と思いたった。
まったく検証していないのだが、賢治の中で「双子の星」は実際のふたご座ではない。
双子の星は、もしかしたらこの二重星を言ったのではないか・・・・・
暮れへむけての掃除の最中に、また賢治テクストを読まねばならなくなった。
激しい誤解でも一向構わないのだが、気になるのだ。
とにかく賢治のテクストには「双子座」がないのだ。
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