Nov 14, 2007
父の命日
三回目の父の命日。母とふたりで、小菊を持ってつんを袋に入れて行きました。
つんは震えながらバスケットの中から世間を見渡していましたが、帰るころにはうとうと。
三つのお墓をまわりながら、母は父の墓の前で「もう3年たっちゃった。会いたいよ~」と頑是無い子供のように泣くのでした。
こういう涙はわたしには、見せられる。
わたしはワンカップを開けて少しだけご相伴にあずかり、晴れた秋の日の冷酒をごくり。
父はわたしの冷酒に脅威を感じていたことがあった。
娘が冷酒をぐびり。
父親はどんな気がするのだろう。
てまえのつばきは、鴇色のが「ハツアラシ」 赤いのが「赤ハツアラシ」 小菊たち。
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