Oct 17, 2006

プロレスのマスクしかないかも・・・・・

きのう、わたしは結婚式に参列することをとうとう医師に言わなかった。
明眸皓歯は衛生士なのだ。
明眸皓歯は言った。
「直接先生に言ってください」
仮面レスラーをも辞さずという態度で、時々罵倒をする医師にレントゲンの前でそれを言った。

偉かったなあ。
医師は「うっ」という感じで黙った。
(やった!とほくそ笑む・・・わたし)
その前に歯科衛生士さんから工程を聞いていたから、やっぱりすごく厳しいみたいなのはわかっていた。
結局予約を二個増やして、努力をするということになった。

帰りに精算すると、明眸皓歯が言った。
「どのあたりに住んでるんですか?」
番地を言うと 「あ、近いね」と同時に言った。
すると、明眸皓歯が「わたし、42なんです。」
「へ、20代だと思っていました。」
「それが、誰か居ませんか?」
彼女はいまどき珍しいほど、おっとりしている。
声なんか声帯をほとんど使っていないふうで。



つづく
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