Jul 31, 2006
「じつはサブがまだ足をあげておしっこをしない。」について
散歩がつらい。犬もやや夜型なのだが、どういおうと早起きで、ひどいときには三時から散歩の催促をする。
四時過ぎに行くのだが、三時だと知っていてせがむ。
サブがせがんであざみが様子を伺う。
二匹の役割分担は、かなりサブの方が不利。
あざみの方が大きいので、サブが子犬に見えたり、気の毒に見えることさえある。
二匹の性格は、恐ろしく違うのだ。
で、問題はサブがマーキングを立ったままするということだ。
いずれと思っていて10ヶ月。
いまだに気配すらない。
トレーナーさんにきけば、「そういうオス犬もいます」と言ったけど、それがサブだと思いたくない。
やっぱりちゃんと足をあげて、雄雄しくマーキングするサブちゃんを見たいのだ。
最近は、犬トモなんかもできて話をするのに、その都度なんか気弱になってしまいます。
Jul 30, 2006
そろそろ梅雨明け。
マツモトセンノウのタネができてきた。今年は日照時間が少ないので量も少ない。
そこで初めて、今年の米作りは大変だろうと思った。
わたしなんぞ、そんなことはトンと知らずに育った。
花後に液肥をやるのはタネを丈夫にするためだ。
そういう理屈が、どんな草や、花にもある。
作業をしながら、一つ一つ考えて、本を探る。
それを草の(あるいは花の)生理と呼ぼう。
発見はたくさんある。
毎度毎度、しまったというのはあるのだが、その駆け引きのようなものが楽しい。
通年で付き合って、まだわからず買い足すのは来年まで待とうと思うものも少なくない。
TBSの森田さんが「火曜日に梅雨明け」としつこいくらいに言っていたので、そのとおり一気に明けてほしい。
水遣りを楽しいと、おもえるようになるまで。
Jul 28, 2006
冷やし中華を食べて考えた。
昔は知る人ぞ知る「全冷中」なるものがあって、冷やし中華のルーツやら、冬にたべようとか、なかなか面白い人々がおりました。わたしも昨夜は冷やし中華だったので、同じように思いをいたしたわけで、で、「太麺」はどこから来たかという疑問に突き当たってしまいました。
昔のラーメンは麺がほそかったよねー。
友人に電話をすると「北海道ラーメンが来てからだ!」といわれ、そんな気もするのでした。
「もやし、コーン、味噌」みたいのは、インパクトがあったろうね。
まあ、インスタント・ラーメンの功罪は、すべての日本人の舌を平準化したこと、と常々思っているわたしは、「横浜ラーメン博物館」にそのような資料や分析があるかどうか・・・・ないだろうななどと思案しつつ冷やし中華を食べたのでした。
Jul 26, 2006
梅雨明けをしないのに熱いよー。
あ、晴れたと思ったらすっごい暑さ。犬とクーラーの冷気を奪い合いながら、一部屋からでない。
その部屋のソファーの上が一番涼しいのは、犬も知っていていきおい奪い合いになる。
そうして一時ごろになり食事が終わると、犬は場所を転じる。
キッチンの床にべったりお腹をつけて、くったりするのだ。
その間に、わたしは一番涼しいところで、寝る。
犬の生活だ。
でも、大事なこと。
犬には、猫より仕事がないのだ。
わたしは、水を撒き、洗濯をしてトイレの掃除もして、犬のちらかした歯ブラシ4本、引きちぎられたビニール、引っ張り合ったタオル、かたずけなきゃ。。。。
まあ、そうしてちゃんと起きたのは、4時であったのよ。
Jul 23, 2006
昨日のニュース
夢うつつで見ていた、ニュースに涙が出た。主は独身男である。
実直で借金などはしないタイプだという。
男は両親と同居していた。
そして、二人とも「認知症」だった。
そのうち徘徊が始った。
男は会社をやめた。
看ながら仕事はできない。
その間、福祉事務所に「生活保護の申請」を三度した。
失業保険をもらっているから「駄目だ」といわれた。
三人で一世帯、たった一人の失業保険で家賃を払って三人の生計を営めるのか、想像にかたくない。
ここで生活保護と縁がますますなくなってしまった。
持てるお金がなくなったら終わりと、決めた。
どこまで持つか。
できるだけ生きようとした。
が、アパートを出て、車椅子の母と数日さまよい、もう終わりだといって無理心中をした。
男は母を刺した。
母は「いつも、あなたと一緒ね」と繰り返した。
充分生きてゆける人を、役所が殺した。
こういう事実は山のようにある。
「生活保護法」は「人を生かす」法律でなければならない。
その精神を次がずに、マニュアルだけで対応する。
想像力がない。
「お金使ったらおいで」という、声さえない。
収入があっても三人分に足りないからかけるとかすれば悲劇はなかったとおもう。
ホームレスへの目線も、報道はまじめにしていない。
生活保護法を身近に感じる人はもういないのだろうか。
この法を作成された小山 進次郎という先生の努力がどんどん崩されていく。
Jul 19, 2006
長い梅雨はいけません。
ついに喘息発作がでた。夜、発作が起きるので、昼間はうつらうつら。
薬を調子にのって抜ききったのがいけない。
ちょっとギブアップというか、ペンディングというか。
父の元に届けなくてはいけない、風呂場においた山百合が部屋中ににおう。
Jul 12, 2006
やまゆり
父がなくなる前に、父が好きだったハツタケを業者から買った。それは父にとって思い出がいっぱいあるキノコだ。
病中でも父は喜んだ。
なんたって、病気じゃない人間はそんなことしかできない。
その主がまだ、連絡先を覚えていて栃木から電話をくれた。
実は、去年ネットで「ヤマユリ」として買った花は、みんな違うユリ だった。
がっかりするとともにそんなものを、つかまされた自分がいやになった。
お父さんどうなった。
「もうすぐ三回忌になります。」
「おかあさんは?」
「まだ元気じゃないの」
「あのさ、おじさんヤマユリの花を贈るから、お父さんのお墓にそなえてよ」
「あの、」
「ん?。
よかったらムカゴも一緒にください。」
オニユリのムカゴは二年目になって、ちょっとそれらしくなった。
ヤマユリもムカゴからやってみたい。
Jul 04, 2006
痛ましいこと。
拉致事件に関するこの間の報道は、胸が詰まるような内容だった。「他の人のお骨も混じっていたかもしれない」
こんなことを生きて、聞かされる親の身を思うとやりきれない。
図鑑以外の本をアマゾンで頼んだ。
梅雨空の中、上質のエッセイを読んでゆっくりしたい。
写真は暑そうなチャウチャウ。