Sep 02, 2005
実は大発見をして、宮沢賢治記念館とやりとりを。
宮沢賢治にかんして、大発見をした。この季節の話なので急いで、へたな原稿を送った。
すると、のんびりした声で「次号は3月になります」と言われた。
発見は「風の又三郎」についてだが、頭の中には、二十年くらいあった。
間違いないと思ったのは、鱗造さんとのチャットと、賢治の書いた植物を写真に撮りだしてからだ。
するすると謎がとけて、わたしは興奮した。
そして近所に住む研究者のところに、たずねていってしまった。
彼ははっとしたような顔で、資料を請求し「書いてください」と言った。
「季節感が重要な鍵だから、この季節にのせてくんないかなー。」
ちょっとだけぼやいた。
「いや、そうはいきません」賢治の童話に出てくる、官吏のような答え方だった。
校本の全集は家に置きっぱなしで資料は読めなくて、青空文庫に助けられた。
来年の春にのったらおなぐさみ。それまでは内緒。
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