Jun 04, 2005

もう、梅雨かよ!

キョウガノコのうどんこ病をやっつけてる間に、三本のアメリカ産のバイカカラマツが葉に黒い斑点が出るややこしい病気になってしまった。
気に入っているツバキもあやしい。
鉢植えは難しい。白い藪椿は救かったが、クリスマスローズも一部、駄目にした。
本格的に病気と闘うのは初めてで、そんなものは他人事だと思っていた。
それに、虫食いも増えた。トリカブトまで食べる虫がいるのだ。
このまま雨が降り、虫食いが増えたらわたしは発狂するだろう。


ところで、今年はオオガハスの栽培をしきれなかった。鉢がメダカに占領されて、どうしたらいいかわからなかったので、面倒になってしまったのだ。
まずは新しい鉢が入ると、オークションなどを見ていたがこれがなかなか高い。結局これも、面倒になって近くのリサイクル屋で「あのザーサイが入っているみたいな壷を買いたい」と言った。
リサイクル屋さんは怒った。断固「ザーサイが入っていた壷」ではないと言った。
言い値で買うとなると、機嫌はなおった。そして「骨董屋なら、三万だ」と言った。「骨董屋なんていい加減だ」と言うと、同意をしたが、彼もじつは同じ穴のムジナなのだ。
配送の車に同乗すると、わたしはちらりとデジカメの話をした。すると瓶を降ろすとき「デジカメ見せてくださいよ」という。あっさり見せたが「ああ、こりゃ古い。何画素ですか?メモリーはあるの?」なんて言い出す。(をい!)「古くない!」とひとこと言ったら黙った。が、イタチの屁のように7000円だという言葉が、その口から出た。
口をつねってやろうかと思った。
リサイクル屋も、骨董屋もいい加減だ。「お宝ブーム」で売る人間もおかしくなっている。
来年は、オオガハスを頑張ろう。
幕末, 野外の天文学者の図 1870年 
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