Feb 09, 2006
今日はかなり暖かかったですね。
さて、特にネタがないので、また漫画の話を…。大人になってから、漫画を読む機会は激減しましたが、
それでもよく読んでいたのは松本大洋さんの漫画でした。
「ピンポン」や「青い春」は、
人気俳優を主役において映画にもなりましたね。
以前にも書きましたが、私が多感な時期を過ごしたのは神奈川県の藤沢市、
湘南海岸のすぐ近くです。
そして松本大洋さんも恐らく同じであるようで、
この人の漫画には、この近辺の実在の場所が多く登場します。
しかも大体20年ほど前の風景であり、
私も良く遊んだ場所がそのまま出てきます。
それだけで嬉しくなってしまいますね。
「花男」の舞台なんてまさにそのもの!
漫画なのでかなりデフォルメされていますが、
私はあの風景の中で育ちました。
だからどうだということもないですが、
もしも読む機会があったら「へえ」と思ってください。
…これでは漫画ばかり読んでいる人みたいですね。
普通の本も読んでますよ。
ぼちぼちですけど。
最近読んだ本を並べてみましょう。
「物乞う仏陀」石井光太
「葬られた夏」諸永祐司
「響きと怒り」佐野眞一
「吉本隆明「食」を語る」
「ララピポ」奥田英朗
「八つ墓村は実在する」蜂巣敦
…まあ、あんまり難しい本は読んでいないですね。
大体がノンフィクションですが、
これは最近小説に飽きているから。
上記した奥田英朗さんのは面白いですけどね。
エンターテイメント系の小説家さんですけど、
「最悪」「邪魔」は読み応え充分、
「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」(直木賞)は、
現在も単発で雑誌に発表されている「ドクター伊良部シリーズ」の続きもので、
かなり笑えます。
あれ、やっぱり漫画に近いかな。
うーん…。
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ピンポン
ピンポンの最終回あたりはいまだに涙なしではよめません
それにしても、うらやましい町に育ってらっしゃいますね
花男、大好きなマンガです
Posted by しらい at 2006/02/10 (Fri) 01:47:51
しらいさん、こんばんは。
花男のなかで、中日から戦力外通告された星田という投手が、花男と最後の勝負をする場面で、
八部球場という場所が出てくるんですが、あそこから私の家まで歩いて3分でした。
日々の記のこと、沈黙は怖いことだと思います。
自分を丸ごと否定されるようで、つい考えもなしに軽口を叩いて
さっさと埋めようとしてしまいますね、私も。
しかし沈黙を通さないと見えない言葉の部分もあるのでしょう。
言葉を制して沈黙を見詰め、沈黙に自分の体を置くことは、
とても勇気のある行為だと思います。
なにか見えるといいですね。
Posted by 小川三郎 at 2006/02/11 (Sat) 00:10:07
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