Aug 19, 2005
昨日の続き…
当日、会場である吉祥寺のレストランに行って、外から店内を見渡してみると、すぐに竹内さんが手を振って招き入れてくれました。そこで現在までお付き合いして頂いている詩人さんたちに初めて出会いました。
灰皿町の住人である桐田さん、高田さん、有働さんを始め、朗読会「黄いろの日」を主催されている白井明大さん、去年に詩集「詩日記」を上梓され、各詩誌の投稿欄でも活躍されていた手塚敦史さん、詩誌「たまたま」など様々な詩の活動をなさっている小網恵子さん、そして実は私がこの会で一番作品を楽しみにしている柿沼徹さん。
どの方も長く詩作活動されている大先輩ばかりです。
それぞれのメンバーが提出する作品はとても個性的かつハイレベルであり、すっかりしり込みしてしまいましたが、私の拙作もみな真剣に読んでいただき、いままで一人で書いていてはわからなかった部分などが見えてきて、とても勉強になります。
私もたどたどしいながら参加者の作品について意見を述べさせてもらっていますが、みんな真剣に耳を傾けてくれるのはうれしいことです。
現在までに五回参加させて頂きました。
そのなかで上記したメンバーのほかにも、長く詩に携わって知識も経験も豊富な福士環さん、美しい装丁で知られる水仁舎の北見俊一さん、私と同時期に現代詩手帖に投稿され、詩集「君はなにをするの」を去年上梓された佐藤勇介さん、合評会「リリースルーム」を主催されるほか、たくさんの活動をされている安田倫子さん、詩集「夕べの散歩」を一昨年上梓された岩村美保子さんにお会いすることができました。
また先月には、この合評会から生まれた同人誌「ル・ピュール」の創刊号にも、「模様」という作品で参加させてもらいました。
もちろん私にとって初めての同人誌です。
制作は水仁舎で、そのシンプルかつ美しい装丁は大変評判になっています。
ありゃりゃ。
またまた長くなりましたので、続きはまた明日か明後日に…
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もうひとつの読み
自分の名前が出ると妙に恥ずかしいものですね。
「repure」の造本装丁、すこしでも気に入ってもらえたのならうれしいです。もちろん、表面的なデザインだけでも成り立つようにとは考えましたが、本文レイアウトや手ざわりや、同人誌としての読まれ方なども、できるかぎり関連させて考えて造本したつもりです。
本には内容を読むだけでなく、本の造りから造本した者の考え方や感情を読む、というもうひとつの読みもあるように思います。
そういう本をつくるためには、できるかぎりすべての制作工程をひとりでする必要があると思い、水仁舎をしています。
な??んてね、すぐエラそうなことを言ってしまう年頃になってしまいました。
Posted by 北見俊一 at 2005/08/20 (Sat) 09:38:44
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