Oct 21, 2007
日曜日
今日作品が書けました。自分としてはわりと硬派な感じ。祖父の戦争体験と今のことをつなげてみたかった。それを先週買った複合機にて印刷。エプソンの型がちょっと古くて安い奴。最新型は性能はいいんだけど大きかったり高かったりでうまくない。だけどこいつは、まずまずの速度で、いろんなコピー類の手間が少しマシになるかなと思う。
最近はUKのロックバンド「トラヴィス」のセカンドを聴いている。悪くない。先週の金曜は雨でデイケアでかけてみたんだけど雨が似合う。
話は戻って5時から合評会に出席。マイミクのYさんやKさんらが参加。彼らは文校つながりです。今月の京都は「京都ポエトリー月間」だそうで、KSWS(京都スポークンワーズスラム)の話なんかを聞く。Kさんが京都ポエトリカンジャムに出場するらしい。私の詩はわりかし好評でした。Kさんはポエトリカンジャムに使う朗読詩を出してました。昔のを直したそうだけどやはり自虐とユーモアのセンスがいい。ご飯を食べに行って牡蠣鍋をつつきながら恋話をみんなでしました。
最近竹熊健太郎(さるマンで有名になったマンガ編集者)のブログを見つけました。ここ十年うかばれなかった竹熊健太郎さんですが、95年に出した「私とハルマゲドン」は彼が「オタクとして培ったメンタリティ」からオウムを共感的しながらも(しかし)批判している。つまり一歩間違っていたらオウムだったかもしれんという危機感からオウムにならなかった(なれなかった)分岐点を語っている。内在的批判です。さらに各共同体間をさまよう旅人でしか自分はありえないんじゃないかと語っています。これは名著だと思いますが、なぜか手元から消えているので正確な中味を紹介できません。笑える裏エピソード満載。しかしさらに絶版状態。
竹熊健太郎さんは昨年末脳梗塞で生死の境にいたようでそのことを書いている名文がありました。http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_bba5.html さらに萩原朔太郎の面白いエッセイを紹介します。http://www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/2519.htmlでも、竹熊さんの文章を読んだ後では、なぜか朔太郎の文章が突っ込みの度合いがイマイチだなと思う石川でした。正岡子規について詳しくはありませんが朔太郎の書いていることになるほどと思いました。前フォーラムでそんな文章を書いたことがあります。でも朔太郎の「猫町」は大好きです。
最近は90年代後半から911くらいの時期の世相の変化ということを考えています。その補助線として梅田の再開発のこともぼんやり思ってます。
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