Jul 07, 2007
阪神タイガース・下柳投手39才で通算100勝達成おめでとう
下の画像はめずらしいシーンです。というのも、下柳投手は極度にシャイなので、ヒーローインタビューをほとんど受けません。きわめて淡々と話しているのが通好みな選手です。でもちょっと照れ笑いしてますね。大の大人にいうのもなんですがちょっとかわいい。この飄々とした感じが好きなファンも多いと思います。もちろん、ガッツのあるひとなのですが。そのギャップが面白い。下柳投手は、今までのプロ野球の中で、一番年をとって、100勝達成した人です。200勝が名球界だから、大したことないと思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。勝ちを積み重ねるためには現役を続けなければなりません。プロ野球でも毎年、報道はされていませんが、たくさん引退していっているわけです。怪我も多いです。その中で、39才まで現役を続けるのは、相当しんぼうと実力の要ることです。日ハム時代は、抑えをしたりもしていましたし、日ハムも今ほど強くはなかったので、そんなに勝ち数はない。そんな中で、阪神に来て最多勝をとったり、先発の一角としてがんばってきました。その結果の100勝です。今年は、開幕投手もつとめましたが、前半はなかなか勝てず苦労しました。今は7勝4敗なので、二桁は勝てるんじゃないでしょうか。
下柳投手は、6回くらいまでで交替する事が多いのですが、スタミナはないわけじゃなく、むしろあるほうだと思います。ここまで、プロ野球を続けてこれた秘訣は、とにかく他の選手より、よく走るということじゃないでしょうか。走ることによって、スタミナ、下半身の力をつけているんでしょう。
ピッチングは日ハム時代は、力で押していました。しかし、年をとるにつれて、抜群の投球術を編み出しました。とにかく低めで勝負する。ボールをうまく使って、くさい球で勝負する。こういうと逃げているようですが、かれのスライダーのコントロール、曲がりが素晴らしいと共に、シュートでインコースをつくという攻撃的なピッチングでメリハリをつけています。左打者はスライダーが来ると思っているとシュートがくるので、バットの根っこ辺りに当てるのが精一杯といった光景がよくあります。今の下柳は、若手の上園と苦しい先発陣を支えています。
最後にホームページがかっこいい。ブログをみると彼の素朴な人柄が伝わってきます。ラガーの部屋を見てください。下柳投手にそっくりな犬が出てきます。彼が飼い犬を愛している感じがよく伝わってきます。下柳投手はかわいいものが好きな感じがして、みた目とギャップがあります。遠征の際はどうしているのか?写真は誰が撮っているのでしょう。彼女かなあ。
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