Oct 19, 2006
元気ですか。
今日カウンセリングから帰る道すがら、電車に乗っていて、布施あたりだろうか、乗ってきた女の子は、ゴスロリ系の黒い服を着ていた。河合隼雄の「対話で探る「新しい科学」」は少し古いけど、読んでいて、とても面白い対話集なのだけど、その女の子の服は胸もとが結構開いており、驚いた。私はこういうファッションの女の子をあまり見ない、地味な生活を送っており、でも、ゴスロリの娘も、そうなのかなと思ったり。少し、エロい格好をしているわけだけど、本人の意識はちがうかもしれない。何云ってんだろう、私。元気ってなんだろうと考えていて、カウンセリングで自分のからだが活性化してきているという話をしていた。ただ話をした後は必ず疲れがくるので、昨日仕事をしたのもあって、帰ってからけっこう疲れがきました。で、野口晴哉の「整体入門」を気晴らしにパラパラめくっていたら、火事場のバカ力の話が出てきて、野口さんは、そういう力はもともと人間にあるもので、普段出してないだけなんですみたいなことをいっていて、元気とは自然に出るもんだ、でもそれが抑圧されとるみたいなことをいっていて、こういう文章を素直に読めるようになるだけ、全体的には、元気のなさがマシになってきたのかなと感じた。あまりにも元気がないと、素直に読めないもんです。
「対話で探る新しい「科学」」の鶴見和子さんの、南方熊楠の使う「縁起」という言葉の説明が面白かった。縁起の「起」は何かと何かが出会って、それをきっかけに何かがちがう方向にいくことをさすことらしい。例えば子どもの頃友達と寄り道なんて、そうですよね。ちがうかな。元気は変化を生むのですね。文脈を変える力というか。
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