Jun 26, 2008

歌うひと

深夜にお風呂に入っていると、家路をたどる人が歌って通り過ぎるのが聞こえるときがある。珍しいことでもないんです。窓、通りに面してはいないのだけど。小さな声でもないんです。ほろ酔いなんだろう。人、歌うもんなんだな。毎度、笑えてホンワカする。

窓からは、歌や雨音や、パトカーのサイレンや、明け方近いと鳥の声が聞こえる。新聞配達の人が階段をかけのぼる音なども。

お風呂に窓がなかったのは一度だけ。2階以上に住んだのも一度だけ。土いじりができないところも一度だけ。そこは清潔で悲しい部屋でした。

雨が戻ってきて。今夜は歌う人もいないだろう。

ずっと後になったら、ずーーっと高層階へ越すのもいいな。でも、歌はどうしよう。
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Jun 17, 2008

そろそろ、

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ハイビスカス
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Jun 15, 2008

カランコエ

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簡単に増えていく。

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図に乗って。

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親はこれ。
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Jun 10, 2008

オレンジ色の三日月

乾いていない坂道をのぼって帰宅途上、西の方角の割と低い位置に、オレンジ色の三日月が出ていた。ぼやっとした色だけれど輪郭はくっきりしている。建物と建物の間からしか見えないので、路地に着くたび顔を左に向けてミカンの房みたいな月を確認して、そうしているうちに家へ着いた。

「すごいウスイ三日月が見えるよ。夏みたいだね」。

数日前にもらったケータイメール、でもわたしのところからは雲が厚くて見えなかった夜のメールを思い出した。彼女は、月の様子を、年に何度か知らせてくる。

それで坂を上っている間中、彼女のことを思い出していた。
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