Feb 02, 2009
マラソン
2月1日、地元で「ハーフマラソン大会」が行われた。娘(地元在住)と息子(横浜在住)が揃って出場することになった。娘は大学時代から「ホノルルマラソン」をはじめとして、国内外のマラソン大会の経験は大分積んでいて、それなりにタイムもよくなっていました。息子は仕事の疲労は、精神的なものだから体を動かすことで解決しようと、趣味程度で走っていただけで、大会には出ていなかったのです。
あ。どっちにしても「趣味」の域は出ていないです。
娘のマラソン大会をこの目で見たことがなかったし、その上息子も一緒ということもあって、母はゴール地点に早目に行って待機することにしました。しかししかし、マラソンが行われると、市内の道路の交通規制が始まるのです。わたくしの体力では、家からゴール地点まで自転車で行くのは無理。歩くのももちろん無理。車は交通規制のために、もちろんダメ。どうしましょ?
まず、いつもの近所のバス停留所からS・M駅までのバスは動く。S・M駅からM駅までM線で2駅、そこからT線に乗り換えてM・T駅まで1駅。そこからならゴール地点まで歩いて20分。市内なのに回り道してゴール地点まで辿り着く。走っている我が子たちも大変でしょうが、スポーツ無縁のこの母も苦労しました(^^)。二人とも元気で完走。娘は35歳以下女子の部で「6位」となり表彰台に。息子は残念ながら。。。
娘の走る姿の可愛いことよ。走り終えた息子の額に流れる汗が風のなかでみるみる塩になってゆくことの、人間のたくましい生命力よ。みんなきれいな光景だった。
すべて終わってから、ビールとワインとランチで乾杯。昔のさまざまなことを思い出すきっかけともなりました。わたくし自身が2度死にかけた子供でしたので、小学校の朝の通学、遠足、体育の授業、すべてが辛くて、幼くして「生きることとはこんなに困難なことなのだ。」と内心感じつつ生きていました。この記憶はなかなか根強くて、それは我が子の育児に反映したようでした。「健全な精神は健全な肉体に宿る。」とまで高い次元で考えたわけではありませんが、健康な体さえあれば人間はなんとか普通に生きてゆけるだろうというのが基本でした。特に英才教育などしない。(所詮はわたくしが産んだ子供ですから。。。)その結果をこの日に見たような気がしました。嬉しい一日でした。
母も頑張りました。寒い大風の日に。。。
君たちも健康に生きていって下さい。
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良いお話しでした
心が洗われたという感じで、私は直ぐ泣いてしまうのでした・・・^^
この母にしてこの子有りですね・・・ヽ(´ー`)ノ ワーィ!
Posted by リベル at 2009/02/02 (Mon) 17:02:17
こんばんは。
リベルさん。
いつも読んで下さいましてありがとうございます。
>この母にしてこの子有りですね
いえいえ。わたくしは罪深い、単なる「反面教師」の母親でした。
Posted by あきこ at 2009/02/02 (Mon) 21:08:01
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