Feb 08, 2006
追悼の歌
「書の至宝」展で展示されたものを読み解きしながら、思い出したものがありました。読み解きはとても困難でしたが。。。亡父の従妹のおばさまが、父の死後にわたしに送って下さった短歌の短冊です。父が亡くなったのは平成九年(一九九七年)の八月でした。これも読み解きができなくて、おばさまにお電話をしてしまいました。おばさまは「しょうがないあっこちゃんねぇ。。」と嘆きながら、教えてくださいました。なつかしい思い出です。
ふるさとの(能)相馬の海に(仁)野に山に(爾) 美(み)たましずかにおわす(須)君かも(可裳)
ゆく夏の(能)足利の地に蝉し(志)ぐれ お(於)くつきふかく安かれと祈る
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