胸騒ぎ

TISATO

嫌な予感がしていた。ざわざわと押し寄せる胸騒ぎ。夜はすでにと
っぷりと暮れ、ときに玄関を開け闇の中にじっと目を凝らしたとし
てもそこには塵のひとつさえない。もともと闇の中に溶け込む姿。
だが、姿があれば、それはしずしずと近寄ってくるはずであった。
10月のとある日の夜。午前0時。不安の振幅性はますます大きく
揺れ始め、胸騒ぎは止まらない。




(2004/09/30 21:16)


前ページ     次ページ

「風の街」目次に戻るHaizara net(top page)Shimirin's HomePageUrokocitySiteMap