いつか

清水鱗造

キチン質の
蝉の羽が
ほろほろ
砕けて
暑い光が
粉になって
浮遊して

水辺に出ると
ガマの穂は
小さくあくびをし
流れの音を聴き始める


(2004/09/27 09:34)


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