居場所
 

どこかで文学にかかわっていたくて、詩の会の門を叩いたのは2001年5月のこと。すぐに快く受け入れてくれた心優しき詩人たち。こじんまりとした集まりで、そこは詩の玄関だった。勧められるままに広島県詩人協会にも入会し、秋に、鞆での集まりに参加した。広島市界隈を中心に庄原・三原・尾道 そして福山と、いろんな所からたくさんの人が集まる。まさに、玄関から座敷へ通された感じ。そこには、奥行きの深い集団の詩人たちが存在した。熱く静かに詩への情念を小脇にかかえ、颯爽と人生を歩んでいるみずみずしい感性に触れる。驚いた。文学の座敷に座って、ひたすら耳を傾ける自分が心地よい。一年の間に、「輪」「ふくやま文学」「広島県詩集」「中四国詩集」と掲載のチャンスに恵まれた。その作品を、詩作意欲を引き出すように真摯に批評してくださる方々がいる。私は自分の居場所をみつけたみたいだった。
 
  (2003・1・10 輪 第10号)


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