プライベートアドレスを固定する
プライベートIPアドレス
プライベートIPアドレスとは誤用ではないが、正式にはprivate addressというらしい。そのうち家庭のルータでは、「クラスC」を使っている。
クラスC 192.168.0.0~192.168.255.255(IP) 255.255.255.0(サブネットマスク) 254(使える台数)
Linuxをインストールするとき、ルータが自動的にマシンに割り当てるDHCPのIPからnetinstする方がほとんどだろう。
ルータの設定
固定IPにする準備として、ルータにアクセスして設定する。
ぼくの場合最初の5台分ぐらいIPを固定することを想定して、DHCPはそれ以下という設定にする。
/etc/hosts
まず「/etc/hosts」にこれから設定するIPに名前を割り当てる。
ここでrootになってエディタ「vi」を使う必要がある。
192.168.1.5 www.haizara.net
192.168.1.3 belle.cxm
192.168.1.4 rose.cxm
という具合である。この場合3台のLinuxマシンがあることを想定している。
cxmというありえないURLをつけておく。
この場合、「www.haizara.net」がWAN側に開いている。通常WebサーバのPortは80である。
/etc/network/interfaces
同じく「/etc/network/interfaces」をrootになってviで編集する。
iface eth0 inet static
address 192.168.1.4
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.1.1
ここで念のためマシンを再起動する。再起動する機会はLinuxではあまりない。
ほかのマシンの「/etc/hosts」も変更する
www.haizara.netとbelle.cxmにrose.cxmが加わったので、ほかのLinuxマシンも「/etc/hosts」をviで編集して仲間に加える。
たとえばサーバのテストをする場合、3つのマシンからブラウザでwebページがどうなるか見ることができるようになる。
WindowsからもLAN内のWebページを見えるようにする設定
「C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts」を管理者権限で秀丸、メモ帳などのエディタを使って開く。
Linuxと同じに「hosts」を編集すれば、WindowsマシンからWebページを見られるようになる。