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海岸日記


2006年9月

2006/9/28(thu)


オットットにミニバラ数本かって来てと頼んだは良いが、見るも無残なのを買ってきた。そして、こっちの方が綺麗かも知れないと、どうだっ!という顔で差し出したのは、カーネーションだった。ああどうしよう。頭が痛いとはこのことである。昔、マヨネーズを頼んだらケチャップを買ってきた人である、情けない。
ちなみに彼は英語で生活費を運んでくれていたのでした。「夜の太陽」とか「昼間の月」とか、教えていたのだろうか。まったくもって文学的なんだからー!

2006/9/27(wed)
北陸の秋

雪の前に、お布団を干したり出来るのは、あと何日あるかな。10月半ばからお天気が悪くなるし、晴れても地面はじっとりしてしまうだろう。
だからここのところ、干し物や庭仕事で、毎日くたくたになるほど働いた。ようやく昨日、今日と雨が落ちたので、言うところの骨休みをした。押入れに風を通し終えたので、少しほっとしている。また良い天気の日が続いたら、着物の虫干しをしなくてはならない。
北陸は湿気が多い。ちょっと油断すると、菜箸から天井まで黴だらけになる。もうお風呂の天井の黴は、拭いても取れなかった。今年、ボディ・ブラシは2本も新調した。白木は気持ち良いけれど、こういう土地柄には不向きだ。というか、手抜き主婦には不向きだ。
後2週間、と思っている。ああ忙しい。

2006/9/25(mon)
爽やか!

昨日はご近所の娘さんのバレーの発表会だったそうで、頂いたという花束をたらいまわしして下さった。
主役でも踊ったのかな、花束五つなんて!
我が家は一つ頂いただけで、花瓶四つが必要だった。お隣はピアノの先生なので、そちらからもよくいただく。
高いんでしょ、これ。
とまあ、何と夢のないわたくしざんしょ。
短く切った一本の残りを、為丸方式で差した。もう一本を植木鉢につっこんでおいた。これが大きくなっても、植えるところがないのですけれどね。

2006/9/24(sun)
晴れたり曇ったりの日曜日

オットットが毎日日曜日暮らしをするようになって、わたしまで日にちは勿論、曜日まで無くしてしまった。晴れているか、曇っているか、降っているか…。それだけが指針である。
(…である、と書くと、何だかエラクなった気がする)
でもって、天気の状態が変わらないと、昨日と一昨日が引っくり返ったりする。晩御飯のおかずが、お肉だったかお魚だったか、とんと忘れてしまうのだ。これで3日続けてオムレツの付けあわせがトマト炒めだったことに気づいた。何せ、家庭菜園のプチトマト(だと思う。小さいから)が、毎日軽く丼いっぱい採れるのだ。かと言って、人様にお分けするほどの見栄えはしていない。だから、毎朝20分もかけて皮むきするのだ。
そのうち、トマトの生る季節と生らない季節の二つしかなくなるだろう。まあ今だって、空が青い季節と灰色の季節しかないのだから、当然か。空がトマトに変わるだけの話だ。
そうであるか、ないか。2者しかないと思うと、少し苦しくなる。

2006/9/22(fri)
現代詩にたいする責任

なあ〜んて、わたしには何の関係もない。
それによって利益を得たこともなく、先生でも親でも子どもでもない。ただ好きなだけだ。おじやは消化が良くて、身体に良いよ。
それなのに、責任責任と言わないでくれ。
責任論は大抵男のものだ。おばはんに何の責任があるか。それに、あんただってオバサンだろ? 都合の良いときだけ年齢で仲間にすんなよな。○○○○○!
今日は、虫の居所が悪い。飲酒不能であれば、せめて雑草に八つ当たりせねばなるまい。
○○○○○! ○○○○○!
右手の中指の爪が剥がれそうだ。なんだあー、「はがれる」って沢山字があるんだなあ。○○○○○!

2006/9/21(thu)
夏休みの宿題

これって何の意味があるのだろうと、ときどき思う。
親が自由研究を手伝ったり、夏休み帳の正解を教えたりすることは多いらしい。勿論間違えていると言われたらやり直す。それはそれで意味のあることだと思う。そして、その筋道までを教えれば、マン・ツー・マン授業ということで、つまずきの原因が分かり、後の学力アップにもつながる。
されど、である。親の方に学力も暇もなかったら、こどもは這い上がれないのか。義務教育は、そんなものだったのか。
かくいうわたしも、一度夏休みの宿題を手伝ってもらったことがある。浴衣の襟のぬいつけかたが分からなかったのだ。以後、家庭科の評価は、5段階評価の5になった。いまだに浴衣くらい格別指導を受けなくても縫える。ただ、一生消えないコンプレックスのもととなった。
こんなことを今更言うのにはわけがある。宿題を手伝ってもらったり、やってもらったりした人も普通に理性的な大人になっていく。だが、そう上手くは行かない例だってあるのではないか。
万引きがその一つである。気づかない振りをする大人にだって、罪の一端があるのだ。やがて長じて万引きおばさんになったら、ただ悪者として断罪しておけば良いってものでもあるまい。
飲酒運転しかり。ひき逃げしかり。(子どもをひき逃げされた友人は、早死にしてしまった)
今日届いた郵便の中に、子どもが盗作をしたのに気づかず、賞を与えてしまったというのがあった。この子はいずれ盗作ジジイかババアになるのではないか。飲酒運転のように、飲酒しないわたしには起こりえないというわけには行かず、賞の推薦を求められて、これが良いとか推薦したりしていると、いつか降りかかってくる災厄かもしれないのである。
人のものの評価だけはしたくない。といいつつ、今日もせっせと、頂いた詩集などに礼状を書いている。でも、もう内容に触れるのは信頼関係のある人だけにしよう。

2006/9/20(wed)
詩の長さ

最近、書くものが長くなってきてしまった。もちろん2ページ制限のところは多いから、そういう時は削りに削って納めてしまうのだけれど、個人誌などは制限なしだから(お金の制限だけだから)、気づいたときには既に150とか200行になってしまっている。当然、だらしない姿だ。
書く行数が決まってしまうのはよろしくない。以前は、長くても60行だったのにな。そのころは、1編の詩の中で同じ形容詞は使わないようにしていた。200行ともなると、リフレインを使うことになる。それはそれでたのしかったが、そろそろ先が見えてきた。
もしかしたら、わたしは定型詩に向いているのだろうか。自由詩とは言いながら、限りなく定型を志向しているように見える。
また、自らのお尻に鞭をあてなければならないのかも知れないな。そんな努力、もう嫌なんだけれど…、好き勝手に遊びたいのだけれど…、ついつい、パシリッ!なのである。これは、決して決して「マジメ」なのではない。要するに変化に
対する意欲がないだけである。これをもって、愚鈍、というのである。
もう嫌っ! ぬるま湯でゆっくりしたい。

あれれっ?

  ↑
支離滅裂。薬が効いてきたな。

2006/9/19(tue)
忙しかったー

なんで?
 長電話4本で。
どうしてきらなかったの?
 だってえ、久しぶりだったから。
満足した?
 まだ足りない。凄く暑いのにアイスしか食べられなかったみたい。



なんか重いなあ

アイスしか→アイス一本しか

2006/9/18(mon)
フェーン

日本海の台風に向かって吹くフェーン風のせいで、真夏でもあまりない高い気温。乾いているのでクーラーはつけなかったが、ここ数夜の寝不足もあって、昼寝をしてしまった。多分またこんやも眠れないでしょうな。かくして、昼夜がひっくり返るのであります。
不気味な夕焼けです。あたり一面鈍い金色。強風が吹いているのに、雲は動かない。お向かいのオーストラリア人夫妻が、また大喧嘩をしている。ノウ、ノ〜〜〜う! うるさいなあ。
英語なら分からないと思っているんだな。オットットが聞いて、ニヤニヤしている。わたしはヒステリックな声にイライラしている。隣家の犬まで吼えている。
ああ、晩御飯のおかず、何にしよう。
食べたいもの。
アイス。梨。白いご飯とワカメのふりかけ。

2006/9/17(sun)
何だか人疲れした

気の合う人たちとなのに、いくつものグループと合うと疲れる。主婦モード、ゲイジツ鑑賞モード、詩人モードが混在すると疲れるのかも知れない。
今日は町内会まであったから、普段以上に疲れた。かと言って、一つのグループだけと付き合っていると、煮詰まってしまう。この按配がわたしには苦手なのだ。また1週間くらい引きこもることにするかな。
でも、水曜日に病院帰りにスーパーへ寄ったきりだから、冷蔵庫がすっからかんなのだ。いくら生協の個別配達を頼んでいても、たまにはスーパーへ行かないと、惨めな食卓になってしまう。
イカのリングフライにキャベツとチャービル添え+茄子の煮物+トマトと胡瓜のサラダ。チャービルは香りが高すぎて、捨てた。煮物をしている間にフライを揚げた。ご飯は冷たいのをチン。お味噌汁は省略。30分かからなかった。
これが60過ぎの主婦のすることか! 下宿生活の大学生みたいだぜ、全く。
でも疲れたなあ。洗濯は洗濯機がしたけれど、掃除機もかけなかった。友達からの電話も愛想悪く切って、さあ1日何をしていたか。メールを五本くらい打った。それだけ。
もう寝ますわ。情けない、情けない。

2006/9/16(sat)
富山へ遊びに

水墨美術館など。
特別展は日本画で、あまり水墨画は展示されていなかった。
聞くところによると水墨画は傷みやすいので、あまり長期間続けては展示しないのだそうだ。ほんとかいな。
とにかく広い敷地で、当地の21世紀美術館より庭が広い。ひたすら平で、櫻が1本、綺麗に手入れされた芝生。借景の土手の櫻並木。建物にはいらなければ庭は入場無料なので、時節には茣蓙を広げて桜狩するのだそうだ。
ムムム、同行した仲間が瞳をぐるぐる廻していた。そうね、また来ようね。
わたしは、5月の富山が好きだ。空気が澄んでいて、雪の立山が美しい。蜃気楼だって見たいよう〜!
物故した詩人だが、富山には石田敦という人がいて、素晴らしい富山賛歌を書いた。
わたしには、たたえ詠うべき土地がない。現在の居住地にも故郷にも、未練らしき思い入れはない。3人の子どもはそれぞれ都会へ出て行った。同じく子どもと遠く離れて暮らす同行者が、今は昔と違って、地方暮らしの人のほうが、「どこで野垂れ死ぬやら、なんだよと言った。寂しいけれどそれが未来図なんだろうな。
明日は、古着を整理して捨てようと思う。

2006/9/15(fri)
水道パッキング

洗面台の湯栓からポタリ…ポタリ…と落ちるので、オットットに命じて買ってきてもらった。
止水栓を閉めて、さて、と思ったが、どうやったら握り部分が取れるのか分からない。えーい、金槌で叩いて緩めてやろう! でもオットットが反対するので、結局水道工事屋さんを呼んだ。
金槌で叩いてはいけないんだそうである。専用の道具があるのだそうだ。チョコチョコ、クルクルとやったらすぐ直った。買ってきたパッキングは、古い形の蛇口に使うものらしい。
てやんでえ! 器具の修理は難しくなる一方だ。パソコンと同じだね。使う人間の頭はちっとも進歩しないのにね。
そういえば、老人向け携帯電話が発売されるらしい。これは朗報だ。パソコンだって、メールとインターネットを読んだり書き込みしたりに、原稿が書ければそれでいいのさ。

2006/9/14(thu)
秋雨前線

1週間くらいだと思っていたのに、続きますねえ。
体中遺体(痛い)ですねえ。ほら、変なふうに変換されちゃったじゃないですか。
土曜日(9/9)にへんちくりんな朗読会も大過なく終わり、ほっと一息。でもその間に孫ちゃんがまた熱を出して、両親とも伝染って発熱していたらしい。お嫁ちゃんの伯母さんが助けて下さったそうだ。ありがたい。そしてまあ何と手のかかることよ! 保育所に預けるということは、こういうことなんですね。

2006/9/4(mon)
お目目が疲れると

肩が凝り、頭痛がし、吐き気がし…。
たかがドライアイとは思うのだけれど、やはり生活の幅を規制する。今日中に読まなくてはいけないものがあるのに。
努力だけでは追いつけない。でもな…、待っている人の顔がちらちらする。
そんなこんなで、今日は1日ゴロ寝。
明日はまた人に会わなくてはならない。これが何より疲れる。

2006/9/1(fri)
9月

いよいよ、秋。
何もしなかったけれど、夏が終ってしまった。
日が落ちると風が冷たくて、もう窓を閉めなければ寒い。またまたインフルエンザが流行っているので、抵抗力に問題のあるわたしは、ここ暫くを注意深く過ごさなくてはならない。
友人の咳がひどくて、長電話は無理だ。つまんない。わたしにもうつったかな。喉がイガイガする。くしゃみして、鼻水が出て、、、。
バラが真紅の蕾をつけている。お隣さんに教えてもらって、切る。4本。小ぶりになったけれど、良い色だ。



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