花祭
お釈迦さまに甘茶という例のやつではない。愛知県北設楽から静岡県の、諏訪湖に発する天竜川沿いの祭。 わたしには少々縁のある土地なので、昔から見てみたいと思っていたが、何せ夜の祭、若い娘が行きたいとは言えず、近頃では体力的に真冬の夜を徹しての見物は無理になった。ずっとあこがれの祭だったし、今もである。 調査した早川孝太郎の『花祭』をよんでみたいと思っていたが、何せ戦前(イラク戦争ではありませぬぞ)の本。一介の主婦の目に触れることはあるまいと思っていたが、この4月、「講談社学術文庫」で出た。 欣喜雀躍して(お、わたしの言葉まで古めかしくなってきたぞ)買い求めた。夢中になって読んだは良いが、目を傷めた。どうも面白くない本を読む方が身体のためには良いようだ。 このところこういう本がおもしろい。筑紫申真(?…隣の部屋へ行くのが面倒くさい〜)の『アマテラス』等々、目からうろこ、なのだ。 それにしても目の奥が痛い。殴られたように(経験ないけれど)痛い。 いよいよ来週は眼鏡を替えるか。 懐が寒い寒いと震えているんだけどな。15日過ぎまで我慢しようかな。悩み果てないので、今夜も眠れない。
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