さくら、さくら、弥生の空は、
快晴なり。 苔庭(元芝庭)に自然発生した桜、それと分って10年くらいになるだろうか。少しずつ花着きが良くなってきた。近くのソメイヨシノより早く咲く。彼岸桜の系統だろうか。 まだ頼りない若木だけれど、それなりに春の気分を醸している。 桜切る馬鹿、と言うけれど、徒長した枝が電話線を擦るので、毎年少し切っている。でも切ったあたりが良く咲いているような気がするのだが。 新枝は葉ばかり。 もしかしたら、桃との合いの子だろうか。夏には新枝を切ってみよう。 しかしまあ、野生のものは元気がいいね。芝生は苔になってしまったし、山椒の木は植えても植えても枯れてしまうのに、桜と紅葉はぐんぐん大きくなっている。 わたしは野生児だったつもりなのに、未だに150センチに満たない。もうすぐ枯れるだろうに。
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